ドコモ回線の格安SIMのおすすめ6選!選び方や比較でわかる最適な選択肢

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ドコモ回線の格安SIMのおすすめ6選!選び方や比較でわかる最適な選択肢

ドコモ回線の格安SIMは全部で15社もあり、「プラン料金」「通信速度」「キャンペーン」「独自サービス」の違いから、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

結論からお伝えすると、ちょっとWiFi編集部がおすすめするドコモ回線の格安SIMは、新料金プランのahamoを含めた6社にです。

6社に絞った理由は、選び方や注意点、メリット・デメリットなどを総合的に考えると、初めての乗り換えでも後悔しない選択肢が6社だけだったためです。

この記事では、ドコモ回線の格安SIMを選ぶ際に参考になる、以下の情報に触れています。

この記事でわかること
  • ドコモからの乗り換えにおすすめの格安SIM
  • ドコモ回線の格安SIMとサブブランドの違い
  • ドコモ回線の格安SIMを選ぶ際の注意点
  • ドコモ回線の格安SIMを選ぶメリット・デメリット
  • ドコモ回線の格安SIMを選ぶ5つのポイント
  • ドコモ回線を使った格安SIMの比較
  • ドコモから格安SIMへの乗り換え方法
この記事の監修・執筆
rui(るい)-ドコモマスター-

Rui(るい)
ドコモマスター(ドコモWiFi・ドコモ光)

ドコモに勤めて15年。 ドコモ社員によるドコモユーザー、ドコモショップスタッフのためになるようサイト「ドコモラボ」を運営している。 ドコモに関するあらゆる情報に精通している。
当サイトではドコモに関する内容の監修を担当。

プロフィール・関連記事一覧はこちら

この記事の目次

ちょっとWiFi編集部イチオシ!おすすめの格安SIMは6社

ちょっとWiFi編集部がイチオシできる、6社の格安SIMを紹介します。

ちょっとWiFi編集部イチオシ格安SIM6社
  • ahamo
    ※どの時間帯に使っても、通信速度が安定して速い
  • OCNモバイルONE
    ※プラン料金が安く通信速度も安定してるバランスの取れた格安SIM
  • IIJmio
    ※セット端末の種類が豊富にあり格安価格で購入できる
  • BIGLOBEモバイル
    ※エンタメフリー・オプションが優秀
  • イオンモバイル
    ※全国200店舗以上のイオンでサポートを受けられる
  • LinksMate
    ※プラン料金が最安であり最多

それぞれ詳しく紹介します。

ahamo
-料金は高めだが通信品質は最高峰-

ドコモの低料金プランであるahamoは、プラン料金が安く通信回線が安定していて、かつ通信速度も速いのが特徴です。

大盛りオプションを追加すれば、100GBを4,950円で利用できるコスパの良さも魅力的。

ahamoの基本情報
月額料金20GB:2,970円
通話料金22円/30秒
(1回5分までの通話なら無料)
かけ放題オプションかけ放題:1,100円
平均通信速度下り:133.91Mbps
上り:14.9Mbps
5G対応対応
eSIM対応対応
初期費用無料
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払い/口座振替
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • 20GBを2,970円で使えるコスパの良さ
  • 大盛りオプションを追加すれば、100GBを4,950円で利用できる
  • ドコモのサブブランドであるため、どの時間帯に使っても通信回線が速く安定している
  • dカードと提携すれば、データ容量が増える
  • 格安SIMより割高
  • 店舗でのサポートには対応しているが、3,300円の手数料が必要
  • 利用できないドコモのサービスが多い

OCNモバイルONE
-豊富な独自サービスが特徴-

料金を抑えつつ安定した通信回線を求める方には、OCNモバイルONEがおすすめです。

ドコモ回線の格安SIMの中で、最も通信回線が安定しているので、お昼の時間帯でも快適に利用できます。

OCNモバイルONEの基本情報
月額料金500MB:550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
通話料金11円/30秒
かけ放題オプション10分かけ放題:935円
トップ3かけ放題:935円
完全かけ放題:1,430円
平均通信速度下り:59.66Mbps
上り:11.66Mbps
5G対応対応
eSIM対応対応していない
初期費用契約事務手数料:3,300円
SIMカード手配料:433.4円
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払いのみ
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • 専用アプリなしで11円/30秒で通話できる
  • 格安SIMの中でも通信速度が速く安定している
  • 節約モードを使い分ければ、データ量の消費を抑えられる
  • 余ったデータ量は翌月に繰り越しできる
  • セット販売の端末価格が安い
  • プランが10GBまでしかない
  • LINEの年齢認証には対応していない

\ 格安で安定の通信回線ならコレ /

IIJmio
-人気スマホが格安価格で手に入る-

IIJmioは豊富かつ格安価格で手に入る端末セットが魅力的です。

契約時にスマホも新しくしたい方は、プランもスマホも安いIIJmioを検討してみてください。

IIJmioの基本情報
月額料金2GB:850円
4GB:990円
8GB:1,500円
15GB:1,800円
20GB:2,000円
通話料金11円/30秒
かけ放題オプション通話定額5分+:500円
通話定額10分+:700円
かけ放題+:1,400円
平均通信速度下り:46.38Mbps
上り:10.01Mbps
5G対応対応
eSIM対応対応
初期費用契約事務手数料:3,300円
SIMカード発行手数料:433.4円
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払いのみ
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • プラン料金が安い
  • 老舗のプロバイダが運営しているので、信頼性が高い
  • 専用アプリなしで11円/30秒で通話できる
  • セット販売の端末価格が安く種類が豊富
  • かけ放題オプションが格安
  • 低速通信でも使いすぎると速度制限される
  • eSIMには対応しているが、ネットも通話も利用できるプランはau回線のみ

\ スマホ本体が安い /

BIGLOBEモバイル
-YouTubeなど対象のサービスはデータ量を消費しない-

BIGLOBEモバイルは、プロバイダ大手のビッグローブ株式会社が運営しています。

BIGLOBEモバイルの魅力は、エンタメフリー・オプションです。

YouTubeやSpotifyなど、対象のサービスを使っている間はデータ量を消費しません。

BIGLOBEモバイルの基本情報
月額料金1GB:1,078円
3GB:1,320円
6GB:1,870円
12GB:3,740円
20GB:5,720円
30GB:8,195円
通話料金22円/30秒
(BIGLOBEでんわアプリを使えば9.9円/30秒になる)
かけ放題オプション10分かけ放題:913円
通話パック90:913円
3分かけ放題:660円
通話パック60:660円
平均通信速度下り:16.48Mbps
上り:9.04Mbps
5G対応対応 
eSIM対応対応していない
初期費用プラン申込手数料:3,300円
SIMカード準備料:433.4円
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払いのみ
(データ専用SIMプランはKDDI請求での口座振替もできる)
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • エンタメフリー・オプション対象のサービス利用時はデータ量を消費しない
  • 余ったデータ量は翌月に繰り越しできる
  • 契約した初月のプラン料金は無料
  • 毎月200円が割引される家族割がある
  • ビッグローブ光とのセット割がある
  • プラン料金が割高
  • 通信速度が遅く不安定
  • 通話料金を9.9円/30秒にするには、専用アプリが必要

\ エンタメフリーで動画を楽しみ放題 /

イオンモバイル
-1GB単位で選べるプランの豊富さ-

イオンモバイルは、大手スーパーマーケットのイオンを運営しているイオンリテール株式会社が運営しています。

全国200店舗以上のイオンでサポートを受けられるので、対面で申し込みをしたい方や相談したい方におすすめです。

イオンモバイルの基本情報
月額料金1GB:803円
3GB:1,078円
5GB:1,298円
10GB:1,848円
20GB:1,958円
通話料金22円/30秒
(イオンでんわアプリを使えば11円/30秒になる)
かけ放題オプション5分かけ放題:550円
10分かけ放題:935円
フルかけ放題:1,650円
平均通信速度下り:41.99Mbps
上り:11.44Mbps
5G対応対応
eSIM対応対応していない
初期費用契約事務手数料:3,300円
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払いのみ
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • 1GB~10GBまでは1GB単位で選べて、最大50GBまである
  • プラン料金が安い
  • シニア世代におすすめのプランもある
  • 余ったデータ量は翌月に繰り越しできる
  • 高速・低速通信の切り替えができる
  • 全国200店舗以上のイオンで取り扱いがある
  • 通話料金を安くするには、専用アプリが必要
  • お昼の時間帯は速度が遅くなる

\ 1GBからジャストなプランを選べる /

LinksMate
-スマホゲームをする方におすすめ-

LinksMateはスマホゲームをする方におすすめです。

ウマ娘などの対象のスマホゲームと連携すれば、データ量が90%OFFになり、プランによってはゲーム内で使える豪華な特典もゲットできます。

LinksMateの基本情報
月額料金1GB:737円
3GB:902円
5GB:1,210円
10GB:1,870円
20GB:2,970円
通話料金22円/30秒
(MatePhoneアプリの使用で11円/30秒になる)
かけ放題オプション10分かけ放題:935円
平均通信速度下り:77.52Mbps
上り:11.71Mbps
5G対応対応
eSIM対応対応
初期費用契約事務手数料:3,300円
SIMカードの送料:1,100円(沖縄を含む離島のみ2,200円)
契約期間なし
解約金0円
支払方法クレジットカード払い/LP支払い
ここが魅力的(メリット)
ここがイマイチ(デメリット)
  • 格安SIMの中でプランが最多
  • ドコモ回線の格安SIMの中で、プラン料金が最も安い
  • 対象のゲームと連携すれば特典をゲットできるうえに、データ量が90%OFFになる
  • お昼の通信速度が極端に遅くなる
  • SIMカードの送料に1,100円もかかる
  • 専用の通話アプリがないと、通話料金が安くならない

\ スマホゲーマーに嬉しい特典多数 /

ドコモの格安SIMとサブブランド(ahamo)の違い

サブブランドはキャリア(ドコモやauなど)の格安料金プランのことで、格安SIMはキャリアから通信設備を借りてサービスを提供している携帯電話会社を指します。

サブブランドと格安SIMの違いが一目でわかる比較表を見てみましょう。

サブブランド格安SIM
プラン料金普通安い
通信速度速い遅い
通信エリアキャリアと同じキャリアと同じ
キャンペーン数少ない豊富
端末の販売数少ない豊富
店舗ある基本的にはない

例として、サブブランドのahamoと格安SIMのIIJmioで比べてみます。

ahamoIIJmio
プラン料金2,970円/20GB2,000円/20GB
通信速度下り:139.72Mbps
上り:15.37Mbps
下り:45.1Mbps
上り:9.87Mbps
通信エリアドコモと同じドコモと同じ
キャンペーン数7個13個
端末の販売数1機種40機種
店舗ドコモショップで対応可能ない
※通信速度は「みんなのネット回線速度」の直近3ヶ月間の速度を参照(2023年3月時点のデータ)
※キャンペーン、端末の販売数、店舗数は2023年3月時点のデータ

同じデータ量でもIIJmioのほうが料金は安いですが、通信速度で比較するとahamoのほうが圧倒的に速いのがわかります。

IIJmioは通信設備を借りているため、通信量や回線量に限られており、利用者が多くなるお昼の時間帯になるとどうしても速度は遅くなるのです。

サブブランドはキャリアの回線をそのまま使えるのが強み

サブブランドは、あくまでもキャリアが提供しているサービスなので、回線はキャリアと同じです。

したがって、「安定してネットが使える」「回線速度が速い」、その上「プラン料金も安い」といった3つのメリットがあります。

サブブランドの例
  • ahamo
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • povo

格安SIMに比べるとプラン料金は高いですが、安定したネット回線を確保しつつ、スマホ料金をそこそこ抑えたい方におすすめです。

どの時間帯にも安定して速い速度でネットを使いたい方は、サブブランドを契約しましょう!

格安SIMはプラン料金の安さと独自サービスが強み

格安SIMが安い料金で提供できる理由は、通信設備や店舗を持たないからです。

通信設備に投資する必要がなく、申し込みなどをオンラインで完結させることで人件費や運営コストの削減を実現しています。

また、格安SIMが独自に提供しているサービスも魅力的です。

格安SIMの独自サービス例
  • カウントフリー・・・対象のサービスを使っている間は、データ量を消費しない
  • データ量の繰り越し・・・余ったデータ量を翌月に繰り越しできる
  • 通信速度の切り替え機能・・・高速通信と低速通信を切り替えることで、データ量の消費を抑えられる

ただ、お昼の時間帯などの利用者が多くなる時間帯になると、通信速度が遅くなってしまうのがデメリットになります。

したがって、格安SIMはとにかくスマホ料金を抑えたい方や独自サービスに魅力を感じた方におすすめです。

ドコモ回線の格安SIMを契約する前に知っておくべき注意点は3つある

ドコモ回線の格安SIMはいくつもありますが、契約する前に知っておくべき共通の注意点は3つあります。

3つの注意点
  1. ドコモ光とのセット割は適用されない
  2. 格安SIMにデータ量無制限プランはない
  3. 動作確認済み端末でないと正常に動かない

それぞれの注意点をしっかりと説明します。

ドコモ光とのセット割は適用されない

ドコモ光セット割は、ドコモのプランのみを対象とした割引サービスであるため、格安SIMに乗り換えると、ドコモ光とのセット割は適用されなくなります。

割引の適用がなくなることでお得感はなくなってしまいますが、プラン料金はドコモより格安SIMのほうが圧倒的に安いです。

ドコモ光セット割を適用した場合と、OCNモバイルONEで比較してみましょう。

5GギガライトOCNモバイルONE
3GBの通常料金4,565円990円
ドコモ光セット割-1,100円
割引適用後の料金の比較3,465円990円

格安SIMに乗り換えれば、割引がなくても同じデータ量を半額以下の料金で利用できます。

ドコモとドコモ光は別々の契約になっています。

ドコモを解約しても、ドコモ光は継続して利用できるので安心してくださいね!

格安SIMにデータ量無制限プランはない

格安SIMは、1GB~20GBの低用量プランを格安料金で提供しているのが前提となっています。

昨今では、キャリア=大容量プランを高速通信、格安SIM=低用量プランを低価格、といった傾向になっているのが特徴です。

しかし、格安SIMが独自に提供しているオプションを利用すれば、格安SIMでもデータ量が無制限になります。

スクロールできます
格安SIMオプション内容
OCNモバイルONEカウントフリー対象のサービスを使っている間は、データ量を消費しない
mineoパケット放題Plus最大1.5Mbpsの通信速度で、データ量が使い放題になる
BIGLOBEモバイルエンタメフリー・オプションYouTubeなど、対象のサービスを使っている間は、データ量を消費しない
LinksMateカウントフリー対象のゲームを使っている間は、データ量を90%OFF

データ量に関係なくネットを使いたい方は、格安SIMが提供しているオプションを利用しましょう。

動作確認済み端末でないと正常に動かない

格安SIMでは、どの端末でも使用できるとは限りませんので動作確認済み端末の一覧を公開しています。

確認済みになっていないと、SIMカードを挿入しても電波を受信できないので、契約前に必ず動作確認済みかどうかを確認しておきましょう。

ドコモ回線の格安SIMを選ぶメリット・デメリット

ドコモ回線の格安SIMは、日本中どこでも使えるのがメリットですが、デメリットもあります。

契約してからこんなはずじゃなかった!と後悔しないためにも、デメリットを知っておくのは大切です。

まずはデメリットから紹介します。

ドコモ回線を使った格安SIMの5つのデメリット

デメリット
  • ドコモより通信速度は遅く不安定
  • ドコモで購入した一部のAndroidスマホはテザリングできない
  • au・ソフトバンクで購入したスマホは対応している機種が少ない
  • 店舗でのサポートは基本的にない
  • キャリアメールの引き継ぎは有料になる

ドコモより通信速度は遅く不安定

格安SIMは借りている回線量に限りがあるため、キャリアに比べると通信速度は遅くなり、時間帯によって速度が不安定になります。

ドコモとドコモ回線を使っている格安SIMの、平均通信速度を比べてみましょう。

スクロールできます
携帯電話会社
ドコモ下り:217.4Mbps
上り:20.58Mbps
下り:165.76Mbps
上り:17.5Mbps
下り:133.24Mbps
上り:14.16Mbps
ahamo下り:184.86Mbps
上り:20.39Mbps
下り:81.2Mbps
上り:11.06Mbps
下り:96.49Mbps
上り:11.68Mbps
OCNモバイルONE下り:79.01Mbps
上り:14.29Mbps
下り:40.36Mbps
上り:9.25Mbps
下り:64.2Mbps
上り:15.46Mbps
IIJmio下り:63.35Mbps
上り:10.67Mbps
下り:41.38Mbps
上り:8.87Mbps
下り:49.49Mbps
上り:9.77Mbps
BIGLOBEモバイル下り:19.76Mbps
上り:8.85Mbps
下り:2.31Mbps
上り:6.35Mbps
下り:19.86Mbps
上り:7.43Mbps
イオンモバイル下り:73.04Mbps
上り:9.54Mbps
下り:24.61Mbps
上り:11.42Mbps
下り:77.61Mbps
上り:10.98Mbps
LinksMate下り:95.42Mbps
上り:13.1Mbps
下り:4.72Mbps
上り:6.26Mbps
下り:61.12Mbps
上り:10.99Mbps
※通信速度は「みんなのネット回線速度」の直近3ヶ月間の速度を参照(2023年3月時点のデータ)

ドコモはどの時間帯でも安定した速度でネットを利用できますが、格安SIMは時間帯によって速度にバラつきがあります。

回線は利用者が分け合って使っているため、利用者が多くなるお昼の時間帯は、速度が遅くなりがちです。

速度が遅くなって快適に使えない場合は、フリーWiFiを使うなどで対策しましょう。

ドコモで購入した一部のAndroidスマホはテザリングができない

どの端末でも、テザリングができるわけではありません。

理由は、格安SIMでのテザリングに必要なAPN(アクセスポイントナンバー)の設定の変更ができなかったり、キャリア以外は認証できなかったりするからです。

どんな端末がテザリングできないのか、一部を紹介します。

テザリングできない端末例
  • ARROWS NX F-01F/F-02G/F-05F
  • Galaxy Note Edge SC-01G
  • Galaxy S5 SC-04F
  • Xperia A2 SO-04F
  • ARROWS NX F-02G/G-05F

上記の端末は、ドコモ回線を使っているどの格安SIMでもテザリングはできません。

また、格安SIMによってテザリングできる端末が異なる、ドコモで購入した端末ならテザリングできるが、auやソフトバンクの端末はできないなどがあります。

テザリングをしたい方は、契約前に自分が使う機種はテザリングできるか確認をしておきましょう。

au・ソフトバンクで購入したスマホは対応している種類が少ない

ドコモとau・ソフトバンクでは対応周波数帯が異なるため、au・ソフトバンクで購入したスマホだと、使えない場合が多いです。

ドコモの周波数帯に対応していないと、ドコモが提供しているすべてのエリアでの電波を掴むことができないので、場所によってはネットに繋がりません。

各キャリアの周波数帯は、以下のようになっています。

ドコモauソフトバンク
2.0GHz帯B1B1B1
1.7GHz帯B3B3B3
900MHz帯(プラチナバンド)B8
800MHz帯(プラチナバンド)B19B18/B26
700MHz帯(プラチナバンド)B28B28
1.5GHz帯B21B11B11
1.7GHz帯(転用5G)n3
700MHz帯(転用5G)n28
3.5GHz帯B42B42B42
3.7GHz帯(5G/Sub6)n78n77n77
4.5GHz帯(5G/Sub6)n79n78
28GHz帯(5G/ミリ波)n257n257n257

iPhoneは、背面に刻印されているモデル番号が同じであれば同じ通信機能を搭載しているので、キャリアに関係なく電波を拾えます。

しかし、Androidの場合だと、同じ機種でも型番が違うと対応している周波数帯が異なるため、auで購入したAndroid端末をドコモで使おうとすると、うまく電波を拾えません。

auやソフトバンクで購入したスマホをドコモ回線の格安SIMで使う場合は、SIMロックを解除しましょう!

SIMロックとは、例えばauで購入したスマホはauの電波しか利用できないようにする設定のことです。

SIMロックを解除することで、ドコモ・au・ソフトバンクなどどの回線でも繋がるようになります。

SIMロックの解除は各キャリアの公式サイトから、5分ほどでできますよ。

店舗でのサポートは基本的にない

格安SIMは、店舗を持たずオンラインで申し込みなどを完結させることで、プラン料金を安く提供できています。

そのため、格安SIMは基本的に店舗を持っていません。

「店員に直接、質問したい」「ネットでの申し込みができない」といった方は、店舗での申し込みができるイオンモバイルやahamoなどがおすすめです。

キャリアメールの引き継ぎは有料になる

ドコモのメールアドレスは、ドコモが提供しているサービスであるため、ドコモから格安SIMに乗り換えるとドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)は使えなくなります。

しかし、2021年12月16日より「ドコモメール持ち運び」サービスの提供が始まったことで、月額330円でドコモメールを継続して利用できるようになりました。

ドコモのメールアドレスが使えなくなるとデータも失ってしまうので、残しておきたい方は「ドコモメール持ち運び」を利用しましょう。

「ドコモメール持ち運び」を利用したい方は、ドコモを解約してから31日以内に申し込みをしないと利用できません。

また、ドコモからahamoに乗り換える方は、ahamoの契約手続きと同時に申し込まないと適用されないので注意してください。

ドコモ回線を使った格安SIMの6つのメリット

メリット
  • ドコモよりも圧倒的に安い
  • 通話料金がキャリアの半額になる
  • ドコモで購入した端末ならSIMロックの解除は不要
  • 通信エリアはドコモと同じ
  • 山間部や離島でもドコモ回線なら繋がりやすい
  • au・ソフトバンク回線の格安SIMよりも事業者の数が多い
  • 契約期間はなく解約金・違約金が無料

ドコモよりも圧倒的に安い

ドコモから格安SIMに乗り換えれば、3,000円以上安くなります。

どれくらいの料金差があるのが、ドコモと格安SIMでプラン料金を比較してみましょう。

ドコモOCNモバイルONEイオンモバイル
1GB3,465円770円858円
3GB4,565円990円1,078円
5GB5,665円1,298円
7GB6,765円1,518円
無制限7,315円

プラン容量が多くなるにつれて料金差は大きくなり、7GBで比較すると5,247円もの差になります。

年間で60,000円以上もの節約になるので、家計にとっては大助かりですね。

通話料金がキャリアの半額以下になる

格安SIMに乗り換えれば通話料金が半額以下になるので、純正の通話アプリでのある程度通話する方は格安SIMへの乗り換えがおすすめです。

ドコモの通話料金は22円/30秒ですが、格安SIMは11円/30秒以下がほとんど。

22円/30秒と聞くと安いように感じますが、計算してみると馬鹿になりません。

通話時間11円/30秒の場合22円/30秒の場合
10分220円440円
30分660円1,320円
1時間1,320円2,640円

通話料金を考えずにキャリアで何時間も通話すると、思ったよりも高い額の請求が届きます。

通話頻度が低い方なら、格安SIMに乗り換えても大きな痛手にはならないでしょう。

格安SIMに、家族間通話が無料になるサービスはほぼありません。

家族間で通話する頻度が多い方は、LINEを使いましょう。

また、IIJmioは同一のmio IDで契約されたSIM間であれば、最大30分以内の通話が何度でも無料になります。

ドコモで購入した端末ならSIMロックの解除は不要

ドコモ回線を使っている格安SIMは、ドコモと同じ回線であるため、ドコモで購入した端末ならSIMロック解除をしなくても利用できます。

そもそもSIMロックとは、特定の回線のみを利用できるためにロックをかけることです。

つまり、ドコモで購入したスマホならドコモのみ、auで購入したスマホならauの回線しか繋がりません。

2021年8月に「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」により、2021年10月1日以降に発売されたスマホは、原則としてSIMロックの設定は禁止されています。

SIMロックが解除された状態で販売されているので、auやソフトバンクなどで購入したスマホでも、わざわざSIMロックを解除しなくても、ドコモ回線の格安SIMを利用できますよ!

通信エリアはドコモと同じ

ドコモ回線を使っている格安SIMとドコモは、同じ回線を使っているので通信エリアも同じです。

ドコモの通信エリアは3大キャリアのなかで最も広いので、田舎や過疎地でも安心して利用できますよ。

山間部や離島でもドコモ回線なら繋がりやすい

通信エリアの広さは、キャリアが所有している基地局の数によって決まり、基地局が多ければ多いほど、「繋がりやすくなる」「通信可能エリアが広くなる」「安定した速度で利用できる」といった3つのメリットがあります。

基地局は、スマホが発する電波をキャッチして交換局へ送り、交換局から別の基地局へ信号が送られることで、スマホ同士でのやり取りを可能にする中継的な存在です。

友達に電話をかけた場合、「自分→基地局→交換局→基地局→友達」といった流れで繋がります。

総務省が公表しているデータによると、ドコモが最も基地局の数が多い結果になっています。

ドコモauソフトバンク
3G151,61247,425112,405
4G/LTE259,584190,469177,111
5G7,1355,9356,580
令和3年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果の概要

山間部や離島などで生活している方、国内旅行を頻繁にされる方は、ドコモ回線を使った格安SIMなら安心して利用できるでしょう。

au・ソフトバンク回線の格安SIMよりも事業者の数が多い

ドコモ回線の格安SIMは事業者が多いので、自分にピッタリな格安SIMを選びやすくなります。

au回線の格安SIMとソフトバンク回線の格安SIMは、以下のとおりです。

au回線の格安SIMソフトバンク回線の格安SIM
・UQモバイル
・povo2.0
・IIJmio
・mineo
・QTmobile
・J:COM MOBILE
・イオンモバイル
・LINEMO
・ワイモバイル
・mineo
・HISモバイル

au回線の格安SIMは全部で7社、ソフトバンク回線の格安SIMは全部で4社しかありません。

それに比べて、ドコモ回線の格安SIMは15社です。

数が多いと選ぶのに苦労しますが、後ほど紹介する選ぶポイントを押さえれば絞りやすくなりますよ。

契約期間はなく解約金・違約金が無料

格安SIMの魅力の一つは、他社への乗り換えやすさです。

以前までは、2年間の契約が当たり前であり、2年以内に解約すると10,000円前後の解約金が発生していました。

しかし、2019年10月1日に電気通信事業法が改正されたことで、2年縛りの廃止、違約金は無料もしくは1,000円までに制限されるようになっています。

今まで問題視されていた、他社への乗り換えにくさが緩和されているので、実際に契約してみて「通信速度が遅かった」「繋がりにくい」といった問題が起きても、契約期間に縛りがなく解約金が無料の格安SIMなら、すぐに他社へ乗り換えできますよ。

ドコモ回線を使った格安SIMは全部で15社

参考までに、ドコモ回線を使った格安SIMを一覧で紹介します。

ドコモ回線の格安SIM一覧
  • ahamo
  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBEモバイル
  • イオンモバイル
  • IIJmio
  • リンクスメイト
  • y.u mobile
  • 日本通信SIM
  • LIBMO
  • b-mobile
  • QTmobile
  • HISモバイル
  • mineo
  • NUROモバイル
  • エキサイトモバイル

ドコモ回線の格安SIMは、au回線・ソフトバンク回線の格安SIMよりも、圧倒的に多くあります。

これで失敗しない!ドコモ回線の格安SIMを選ぶ5つのポイント

先ほど紹介したように、ドコモ回線を使った格安SIMは全部で15社もあります。

数が多いと絞るのに苦労してしまうため、ちょっとWiFi編集部が推奨する、ドコモ回線の格安SIMを選ぶポイントを参考にしてください。

  1. 通信回線の安定性・通信速度で選ぶ
  2. 契約と一緒にスマホを購入するかで選ぶ
  3. eSIMに対応しているかで選ぶ
  4. 5Gに対応しているかで選ぶ
  5. 格安SIMが提供している独自サービスで選ぶ

通信回線の安定性・通信速度で選ぶ

通信速度や繋がりやすさは格安SIMによって異なります。

格安SIMは提供できる回線量に限りがあるため、利用者が多くなるお昼の時間帯はどうしても速度が遅くなりがちです。

速度や安定性に左右されることなく、どの時間帯でも快適に使いたいなら、サブブランドであるahamoがいいでしょう。

同じドコモ回線なのに格安SIMによって通信速度が異なる理由

格安SIMによって借りている回線量は異なり、借りている回線量が多いほど通信速度は速くなります。

契約者が増えれば増強もされますが、増強には時間がかかります。

また、通信速度については車をイメージするとわかりやすいでしょう。

例えば、道路が混雑している状況だと渋滞で動けなくなってしまいますが、車が少ないとスイスイ進めますよね。

通信速度も道路の混雑状況と同じで、利用者が少ない時間帯なら速度は速いですが、お昼などの利用者が多くなる時間帯や人が多い場所だと、アクセスが集中するため速度は遅くなります。

契約と一緒にスマホを購入するかで選ぶ

格安SIMによってはスマホが格安価格で販売されているので、契約と一緒に新機種を購入したい方はオンラインショップをチェックしておきましょう。

OCNモバイルONEやIIJmioでは、人気機種が格安価格で購入できるキャンペーンを頻繁に実施しています。

スクロールできます
OCNモバイルONEIIJmio
iPhone SE(第3世代)/64GB通常価格:68,310円
割引価格:49,610円
通常価格:49,980円
割引価格:39,800円
iPhone 13 mini/128GB通常価格:94,710円
割引価格:76,010円
通常価格:84,980円
割引価格:69,800円
AQUOS sense7通常価格:48,200円
割引価格:29,500円
通常価格:42,980円
割引価格:24,800円
Xiaomi 12T Pro通常価格:94,695円
割引価格:75,995円
通常価格:98,820円
割引価格:79,800円
Xperia 10 Ⅳ通常価格:50,600円
割引価格:31,900円
通常価格:44,500円
割引価格:24,800円
※2023年3月時点の販売価格

キャンペーンには期間や適用条件があるので、購入前にしっかりとチェックしましょう。

eSIM対応しているかで選ぶ

eSIMに対応しているスマホを持っている方は、eSIM契約も選択肢にいれておきましょう。

eSIMにはメリットもありますが、デメリットもあります。

メリット
デメリット
  • 契約後にその場で開通できる
  • SIMを2枚契約できるので、プライベート用途仕事用での使い分けができる
  • SIMカードの抜き差しが不要になるので、SIMカードの紛失リスクが減る
  • eSIM非対応のスマホは契約できない
  • 物理SIMより初期設定が面倒
  • 乗り換え時にデータの移行が面倒

物理SIMとeSIMの両方を契約しておけば、通信障害が起こった際に片方の回線が使えなくなっても、もう一つの回線でネットを利用できます。

また、物理SIMを通話用、eSIMのネット用と使い分けることで、プラン料金を抑えることも可能です。

5Gに対応しているかで選ぶ

昨今では5Gが普及しつつあり、ドコモでは2026年3月31日に3G回線のサービスを終了すると公表しています。

5Gは4Gよりも20倍の速度で利用でき、遅延は1/10と言われているので、より快適にネットを利用できるようになるのが特徴です。

各格安SIMでは、5Gを無料で利用できるオプションなどを用意しています。

5Gに対応しているエリアに住んでいる方は、5Gを利用できるかもチェックしておきましょう。

ドコモの5G対応エリア

ドコモの5G対応エリアは、サービスエリアマップで確認でき、実際に確認してみると、人口が密集しているエリアを中心に広がっているのがわかります。

また、2022年3月11日にドコモが公表した報道発表資料によると、2024年3月までに人口カバー率90%以上の実現を目指していると発表しています。

現時点で5Gの対応エリアでなくても、近い将来には5Gに対応している可能性が大きいので、5Gに対応している格安SIMを契約しておいても損はないでしょう。

格安SIMが提供している独自サービスで選ぶ

プラン料金も回線速度もほぼ同じ格安SIMで迷ったら、独自サービスで決めましょう。

各格安SIMでは、魅力的な独自サービスを展開しています。

代表的な独自サービスの例は以下のとおりです。

格安SIMの独自サービス例
  • カウントフリー・・・対象のサービスを使っている間は、データ量を消費しない
  • データ量の繰り越し・・・余ったデータ量を翌月に繰り越しできる
  • 通信速度の切り替え機能・・・高速通信と低速通信を切り替えることで、データ量の消費を抑えられる

例えば、BIGLOBEモバイルではYouTubeやSpotifyなどを使っている間は、データ量を消費しません。

カウントフリーオプションを用意している格安SIMを選べば、プラン料金を安くできますよ。

ドコモ回線を使った格安SIMを5項目で比較

項目別に、ドコモ回線を使った格安SIMを比較しました。

料金や通信速度など、具体的な数値で比較しているので、格安SIM選びで困っている方はぜひ参考にしてください。

料金プランで比較

格安SIMを選ぶうえで気になるのが、料金プランではないでしょうか。

ちょっとWiFi編集部がおすすめする、6社の格安SIMで料金を比較してみましょう。

スクロールできます
ahamoOCNモバイルONEBIGLOBEモバイルイオンモバイルIIJmioLinksMate
1GB770円1,078円858円737円
2GB968円850円770円
3GB990円1,320円1,078円902円
4GB1,188円990円1,078円
5GB1,298円1,210円
6GB1,320円1,870円1,408円1,342円
7GB1,518円1,463円
8GB1,628円1,500円1,606円
9GB1,738円1,705円
10GB1,848円1,870円
20GB2,970円5,720円1,958円2,000円2,970円
※2023年3月時点の情報

全体的な料金の安さで比較すると、LinksMate<IIJmio<OCNモバイルONE<イオンモバイル<ahamo<BIGLOBEモバイルの順になります。

1ヶ月にどれくらいのデータ量を消費しているかを確認し、最適なプランを選択しましょう。

データ通信量の確認方法

iPhoneを使っている方は、設定から確認できます。1週間に合わせて計算すれば、毎月の使用量を計算できますよ。

  1. 「設定」を開く
  2. 最上部でスクリーンタイムと入力して検索
  3. スクリーンタイムを開く
  4. 「すべてのアクティビティーを確認する」をタップ
  5. 日・週を「週」にする
  6. 下にスクロールして「表示を増やす」をタップ

通信速度で比較

契約してから後悔しないために知っておきたいのが通信速度です。

以下の表は直近3ヶ月間の平均通信速度にはなりますが、参考程度に見てみましょう。

スクロールできます
携帯電話会社
(5:00~8:59)

(12:00~12:59)

(20:00~22:59)
ahamo下り:184.86Mbps
上り:20.39Mbps
下り:81.2Mbps
上り:11.06Mbps
下り:96.49Mbps
上り:11.68Mbps
OCNモバイルONE下り:79.01Mbps
上り:14.29Mbps
下り:40.36Mbps
上り:9.25Mbps
下り:64.2Mbps
上り:15.46Mbps
IIJmio下り:63.35Mbps
上り:10.67Mbps
下り:41.38Mbps
上り:8.87Mbps
下り:49.49Mbps
上り:9.77Mbps
BIGLOBEモバイル下り:19.76Mbps
上り:8.85Mbps
下り:2.31Mbps
上り:6.35Mbps
下り:19.86Mbps
上り:7.43Mbps
イオンモバイル下り:73.04Mbps
上り:9.54Mbps
下り:24.61Mbps
上り:11.42Mbps
下り:77.61Mbps
上り:10.98Mbps
LinksMate下り:95.42Mbps
上り:13.1Mbps
下り:4.72Mbps
上り:6.26Mbps
下り:61.12Mbps
上り:10.99Mbps
※通信速度は「みんなのネット回線速度」の直近3ヶ月間の平均速度を参照(2023年3月時点のデータ)

通信速度では、ahamo<OCNモバイルONE<IIJmio<イオンモバイル<LinksMate<BIGLOBEモバイルの順で優れています。

通信速度で見るべきポイントは、どの時間帯に自分がいつもスマホを使っているかです。

お昼の時間帯にスマホをよく使う方はahamo、OCNモバイルONE、IIJmioを契約すれば、快適に利用できるでしょう。

通話料金で比較

通話料金は格安SIMによって異なるため、スマホに搭載されている標準の通話アプリから通話する方はチェックする必要があります。

携帯電話会社通話料金
ahamo22円/30秒
(1回5分までの通話は無料)
OCNモバイルONE11円/30秒
IIJmio11円/30秒
BIGLOBEモバイル9.9円/30秒
(BIGLOBEでんわアプリが必要)
イオンモバイル11円/30秒
(イオンでんわアプリが必要)
LinksMate11円/30秒
(MatePhoneアプリが必要)
※2023年3月時点の情報

ahamoは1回5分までなら無料で通話ができます。飲食店や美容室など、電話で予約をしたいときに地味に便利です。

また、BIGLOBEモバイルやイオンモバイル、LinksMateなどは、専用のアプリをインストールしてアプリから発信することで、通話料金が安くなります。

OCNモバイルONEとIIJmioは、専用アプリをインストールする必要がありません。

スマホに搭載されている標準の通話アプリから発信すれば、11円/30秒になります!

専用アプリからは緊急通報できない

格安SIMが提供している専用アプリからは、110番や119番などへの緊急通報は発信できません。

次の電話番号への発信は「BIGLOBEでんわ」の適用対象外となります。

  • 110、119、117などの3桁特番
  • 0120、0800などの着信課金電話番号
  • 0570などの全国統一番号
BIGLOBEモバイル

緊急通報したいときなどは、標準の通話アプリから発信することになります。

格安SIMが提供している専用アプリによって、通話できる番号と通話できない番号が異なるので、事前に確認しておく必要があります。

OCNモバイルONEやIIJmioなど、標準の通話アプリから発信して通話料金が安くなる格安SIMの場合は、標準の通話アプリから発信できるので安心してください。

ただし、通話料金は22円/30秒です。

かけ放題オプションで比較

通話頻度が多い方は、かけ放題オプションもチェックしておきましょう。

携帯電話会社かけ放題オプション
ahamo24時間かけ放題:1,100円
OCNモバイルONE10分かけ放題:935円
トップ3かけ放題:935円
完全かけ放題:1,430円
IIJmio通話定額5分+:500円
通話定額10分+:700円
かけ放題+:1,400円
BIGLOBEモバイル10分かけ放題:913円
通話パック90:913円
3分かけ放題:660円
通話パック60:660円
イオンモバイル5分かけ放題:550円
10分かけ放題:935円
フルかけ放題:1,650円
LinksMate10分かけ放題:935円
※2023年3月時点の情報

24時間かけ放題になるオプションで比べてみると、ahamoが最も安い料金で利用できます。

ahamoは1回までの通話が5分以内なら何度でも無料で通話できるので、標準アプリから通話をする方はahamoがおすすめです。

格安SIMにすれば通話料金がキャリアの半額以下になるとはいえ、通話頻度が多いと請求額が高くなります。

24時間かけ放題になるオプションに加入しておけば、通話時間を気にする必要はありません。

キャンペーン内容で比較

格安SIMでは時期にもよりますが、スマホを安く購入できるキャンペーンや、オプションが一定期間安く利用できるキャンペーンなどを実施しています。

ここでは、各格安SIMで実施されている、お得なキャンペーンのみ紹介します。

携帯電話会社キャンペーン内容
ahamo・10,000円分のAmazonギフトカードが抽選で当たるキャンペーン
・ディズニープラスが最大6ヶ月間割引
OCNモバイルONE・最大5,495円キャッシュバックキャンペーン
IIJmio・スマホ代特化セール(人気スマホが500円~)
・初期費用が半額の1,650円になるキャンペーン
・通話定額オプションが6ヶ月間410円割引
BIGLOBEモバイル・エンタメフリー・オプションが最大6ヶ月間無料
イオンモバイル・イオンモバイルに乗り換えで5,000WAONポイントプレゼント
LinksMate・カウントフリーオプションが3ヶ月間無料
※2023年3月時点の情報

キャンペーンの内容によっては、格安SIMを選ぶ決め手になります。

例えば、OCNモバイルONEのキャンペーンは、他社から乗り換えて10GBのプランを契約すると、5,495円がキャッシュバックされる内容です。

キャンペーンを適用すれば数ヶ月は無料で利用できることもあるので、契約前に確認しておきましょう。

ドコモから格安SIMに乗り換える方法

格安SIMへの乗り換えは、オンライン上で手続きをして届いたSIMカードを挿入すれば完了します。

とはいえ、初めて格安SIMに乗り換える方は、どうすればいいのか困ってしまうでしょう。

ここではドコモから格安SIMへ乗り換える全体の流れを紹介します。

格安SIMへ乗り換える全体の流れ
  1. SIMロックを解除する
  2. MNP予約番号を発行する
  3. 申し込みをする
  4. 初期設定をして利用する

手順1:SIMロックを解除する

2021年8月26日までにドコモで発売された機種を購入した方は、SIMロックの解除が必要です。

以下の手順を参考に、SIMロックを解除しましょう。

ドコモでのSIMロック解除手順
  1. My docomoにログインして「お手続き(お申込み・解約)」をタップ
  2. 「解約・その他」をタップ
  3. 「SIMロック解除」の「もっとみる」をタップ
  4. 「お手続きをする」をタップ
  5. 「次へ」をタップ
  6. セキュリティーコードを入力してログインする
  7. IMEI番号を入力する
  8. SIMロック解除の注意事項を確認して同意にチェックする
  9. 受付確認メールの連絡先を選択する
  10. 「手続きを完了する」をタップして終了

公式サイト:ドコモのSIMロック解除について

IMEI番号はスマホの製造番号のことで、SIMロックを解除する際に必要になります。

iPhoneでもAndroidでも、電話アプリで「*#06#」と入力すると、15桁の番号が表示されます。

SIMロックの解除が不要な場合もある

購入時期によっては、SIMロックが解除された状態で販売されています。

SIMロック解除が不要な場合
ドコモ2021年8月27日以降に、ドコモで新しく発売された機種
au2022年10月1日以降に、auで新しく発売された機種
ソフトバンク2021年4月14日以降に、ソフトバンクで新しく発売された機種

手順2:MNP予約番号を発行する

MNP予約番号とは、今使っている電話番号のまま他社に乗り換える際に必要な15桁の番号のことです。

MNP予約番号がないと電話番号の引き継ぎができないので注意しましょう。

ドコモでは、「151」に電話をしてアナウンスの指示に従えば、5分ほどで発行できます。

MNP予約番号は、発行してから15日以内に乗り換え手続きをしないと有効期限が切れてしまいます。

無料で発行できますが、何度も手続きをするのは面倒なので、必ず乗り換え先を決めてから、MNP予約番号を発行しましょう。

手順3:申し込みをする

SIMロックを解除してMNP予約番号を発行したら、乗り換えたい格安SIMのオンラインサイトで申し込み手続きをしましょう。

どの格安SIMでも、大まかな手順は同じです。

格安SIMの申し込み手順
  1. 「申し込み」をタップする
  2. 料金プランを選択する
  3. 契約者情報を入力する
  4. MNP予約番号を入力する
  5. 支払い情報を入力する
  6. 本人確認書類をアップロードする
  7. 申し込み内容を確認して完了する

申し込みには「本人確認書類」「クレジットカード」「MNP予約番号」の3つの書類が必要です。

あらかじめ準備しておけば、スムーズに契約できますよ!

手順4:初期設定をして利用する

手続きが完了すると、翌日から1週間以内にSIMカードが届きます。

同封されている開通マニュアルを参考に開通作業を行えば、すぐに利用できます。

ドコモ回線の格安SIMに関するよくある質問

ドコモ回線の格安SIMでもテザリングはできるの?

ドコモ回線の格安SIMでも、テザリングはできます。

ただ、機種によってはテザリングができないので、詳しくは格安SIMの動作確認済み端末一覧を参照してください。

利用できるエリアは?

ドコモ回線の格安SIMのエリアは、ドコモと同じです。

ドコモの利用可能エリアはサービスエリアマップで確認できます。

通信速度が遅いときの対処法は?

通信速度が大きく改善される方法はありません。

ただ、スマホが原因で通信速度が遅くなっている可能性もあるので、以下の方法を試してみてください。

  • フリーWiFiに接続する
  • モバイルデータ通信のオン・オフの切り替えをする
  • スマホを再起動する
  • 使っていないアプリを閉じる
  • 溜まったキャッシュを削除する
  • OSを最新バージョンにアップデートする
ドコモ回線の格安SIMのおすすめ6選!選び方や比較でわかる最適な選択肢

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