ドコモが5Gホームルーター「home5G HR01」は、控えめにいっても人気No1のホームルーターです。
SoftBankAirからの乗り換えも多く、多くの人が利用している今、1,000GB以上使っても速度制限にかからない!300Mbps以上出て快適!等々いろんな声が散見されます。
今まさにドコモのhome5Gに対してこんな疑問ありませんか?
- ドコモのhome5G(ホームルーター)って実際どうなの?
- 他の置くだけWiFi(ホームルーター)と比較して安いの?
- 実際のところデータ容量はどのぐらい使える?
- 実際の速度はどのぐらい出るの?
- どこで契約するとお得なの?
などなど、気になっているポイントは沢山あるでしょう。また言葉にならない疑問も多いのではないでしょうか。
ただ、ドコモ「home 5G」の気になる全てを、この記事で解消できるようにしましたのでご安心ください。
お得な現金キャッシュバックもある
- 引っ越しが多く光回線工事ができない方
- 単身赴任中など短期間だけ一人暮らししている方
- 大学在学中、ご高齢の方で手軽にWi-Fiを始めたい方
- 自宅にドコモ光が引けずに別の光回線を引いている方
- 無制限で使い放題の光回線以外のWiFiが欲しい人

Rui(るい)
ドコモマスター(ドコモWiFi・ドコモ光)
ドコモに勤めて15年。 ドコモ社員によるドコモユーザー、ドコモショップスタッフのためになるようサイト「ドコモラボ」を運営している。 ドコモに関するあらゆる情報に精通している。
当サイトではドコモに関する内容の監修を担当。

瀬戸根 弘宜
ネット回線アドバイザー,WiMAXマスター
神戸新聞社が認めるネット回線アドバイザーであり株式会社LIFEFiTの代表取締役。利用ユーザーのことを第一に考えた、本来あるべきインターネット回線の選び方を提唱。
>監修者プロフィール(マイベストプロ)
ドコモ home5Gの評判・口コミを徹底チェック

ドコモ home5Gが使えるか?契約するべきかどうかの判断に役立つのは以下4つの口コミです。
それぞれの口コミを御覧ください。
home5Gの通信速度の評判・口コミ
先週からdocomoの『home 5G』を運用していますが、このくらいの速度が出ますので普通にネットをするには十分ですね。 pic.twitter.com/XFpJCjBEWH
— タントゥー@モエーション株式会社 (@tantou_KAI) September 3, 2021
5Gエリアでのドコモhome 5Gこの通信速度はひどい…
— 山田 くにお / COMOLY -ひきこもりと社会を繋ぐ事業をやってます- (@zip920) September 3, 2021
楽天モバイルよりも速度が遅い、もう解約するしかない🤒 pic.twitter.com/CA0pLhZo4m
docomo home 5Gめっちゃ速い
— FreD (@imidibimi) September 11, 2021
4G回線5GHzでこれで、10末頃に5G回線エリアになるから更に速くなるのか
バイバイWiMAX pic.twitter.com/JP5nUnGJHC
HOME5Gくん…キミってやつは… pic.twitter.com/Xd3mwq32IS
— 光回線開通が10月以降のこまごま (@gomakoma2) September 4, 2021

利用される周辺環境によって速度は大きく変わるのは仕方ありませんね…。
光回線並の速度が出ている人も多いようなので、嬉しいです。
home5Gの速度制限(3日制限)の評判・口コミ
#home5G
— ながぽこ(長山智隆) (@nagapoko) August 30, 2021
24時間以内に100GB以上使っても通信速度制限してくれませんw pic.twitter.com/SQ6kFN8a0w
docomo Home5G、今月で2.3TB通信してる。
— かい@東京ドリ天流 (@TOKYOGIRLSLOVE0) September 6, 2021
制限は全くなし。 pic.twitter.com/Cqh90MYsaq
home5G、30GB 使っても当日・翌日ともに転送量制限かかりませんでした。これは嬉しい。 pic.twitter.com/oIuUMX0hA0
— ヽ(°▽、°) (@NIPPONPON) August 27, 2021
位置的なものかもしれないけどhome 5G爆速ってほどでもない。でも即日制限してこないから制限あるかよくわからん状態 pic.twitter.com/VyCaeeoNbl
— さかい(ークリム) (@resi_kyoma) August 29, 2021

サービス開始直後だから3日制限が緩いだけかもしれませんが、それにしても沢山使えているのですごいですね。
さすがに2TBも使うのは通常なら制限対象なので、今だけかと思いますの。
ちなみに、ドコモショップ側でも3日制限は正確に把握できていないので、実はまだ固まっていないのかもしれません。

通信回線会社は、過剰なプロモーションをよくするので、Twitterであがってるデータ使用量を参考にしすぎるのはちょっと危険かも…。
ただ、確かに使えるデータ容量は多いとは思います!
実は3日制限は30GBほどかも?という口コミも
価格comにでていた信憑性が一番高い口コミ・評判
事前予約で8/27発売当日に購入しました。
引用元:価格.com – 『通信速度制限(帯域制限)のような現象について』 シャープ home 5G HR01 [ダークグレー] カズリオさんのレビュー評価・評判
コンセントに刺し、初期起動後、5G接続で下り200Mbps以上、上り50Mbps以上出ていました。
しかし、10時間程度経過した以降は、下り上り共に数Mbps(最初の1/50以下)、インターネットラジオも途切れてしまう程度の速度となりました。
今現在9/2でも改善されません。
接続も4Gにしか繋がらなくなり、5Gには全く繋がりません。
思い当たる原因は、1日の使用料が多いからかもしれません。
参考に実データを掲載しておきます。
4Kテレビを数時間見れば、このぐらいのパケットはいってしまいます。
よって、インターネット経由でテレビをみたり、何台もの通信機器を接続する使い方には向いていないようです。
但し、テレワークでテレビ会議やホームページを閲覧する程度なら、パケットも食わないので帯域制限のような状態にはならないかもしれません。
広告の説明にもありますが「当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。」とあります。
私の場合は、半日でこれに引っかかってしまったのかもしれません。
ちなみに電波接続の強度は「強」です。なのに遅いのは制限がかかっているとしか思えません。



■追記の内容
使用量を1/5程度に抑える(1日10GB程度)ことで、通信速度が改善しました。
と言っても、4G接続での日曜日夜の速度はアップ画像程度です。
昼間は、アップ画像の倍くらいの速さです。
使用量については、他の方のレビューで30GB/1日でも問題ないとの書き込みがありますのでエリアによっても違いそうです。使用量の制限を考えると、単身者向きホームルーターです。
ネットを数人で共有したり、ネットテレビやネットゲームをやることが目的である場合はNGと思います。
また、動画のダウンロードを目的とした使い方を考えている方には全く不向きです。
あくまで、スマホ経由で気軽にネットをする感覚で、速度が速くても光回線で無制限とは全く違います。帯域が低下すると仕事には全く使えません。
VPN経由で、1MBのファイルをコピーするようなことも難しいです。
低速化すると、通信を切断しても、1日程度はもとに戻らない感じです。
また、注意しなければいけないこととして、時間帯や混雑状況によって速度が低下することがあります。
私は光回線のバックアップとして購入しましたが、光回線で速度が低下することはありません。設置環境としては、5Gエリアでも4G接続を前提に考えた方が間違いありません。
引用元:価格.com – 『通信速度制限(帯域制限)のような現象について』 シャープ home 5G HR01 [ダークグレー] カズリオさんのレビュー評価・評判
5Gエリアでなくても、4Gが確実に受信出来れば問題ないと思います
逆に、レビューでも購入してすぐに解約している方がおられます。
NTTのスマホが安定して通話が出来ない部屋(場所)では使い物にならないと思います。
本サービスの解約は、違約金もなくいつでも可能ですが、本体39,600円は買取です。

コレが一番信頼できる口コミだと思います。
◯GB使えた!なんて声は色々と怪しいですし…。
home5Gの電波の安定性の評判・口コミ
ドコモの #home5G を導入しました!
— バター㌧ (@bataaken) September 6, 2021
下り70m〜100m 上り8m
下りはソフトバンクエアーの倍くらい出てるから快適になった🤗
夜でも遅くならないからどえらい良い🤗
電波もよく飛ぶから離れの仕事部屋でも快適🤗
ソフトバンクエアーは夜と雨で激遅になってたなぁ💦 pic.twitter.com/lIHS4lldUg
docomoホームルーター勝ってみたけど、リビングに設置で寝室に離れると電波弱くなる。あと2台繋ぐと弱くなる。まぁ5Gエリアではないので5Gは不明。#docomo#home5G
— チャコレート (@chakolete) September 5, 2021
ドコモhome 5G、田舎というか4G回線しかきてないようなところだと速度ダメですね(福岡県内某所) pic.twitter.com/NvQU6cMHhR
— 篠原修司@福岡 (@digimaga) September 1, 2021

home 5Gはプラチナバンド対応なので田舎でも利用可能です。
ネット回線アドバイザーからの報告にもありましたが、home 5G HR01から離れた場所だと極端に遅くなるようで、ルーターの電波を飛ばす性能はWiMAXより劣るようです。
その他の評判・口コミ
home 5Gの住所変更で残り1回とでてきたが、月1とか制限あるのかな pic.twitter.com/WTZY6QfzDG
— ごはん (@gohan_keitai) September 4, 2021

home 5Gの住所変更は月1回だけです!
これは登録住所以外で使う人が出ないようにする対策の一つです。
home5G、5Gの電波は掴んでるみたいだけど、ずっと点滅でうっとおしい。そしてUQのポケット型WiFiのが下りも上りも出てる(`-д-;) はて。まぁ3年間は安く済むし…そこまで酷いレベルではないからいいけど…。もう少し出て欲しいよね(^_^;)
— ともふ (@tomofu) September 6, 2021

速度だけならWiMAXのほうが安定して速いという声が多いのは事実です。
home5Gの反応速度の遅さは設定で4G固定にしたら治まった気がする。ここらの5Gの電波は不安定ということか。
— こーた (@kota_satoya) September 3, 2021

ドコモの5G回線は、Sub6(3.7~4.5GHz帯)で高周波回線なので野外では強いけど室内に入ると弱くなる特徴があります…。
この逆に0.7GHz帯(俗にいうプラチナバンド)は、低周波回線であり障害物を避ける特性を持っているため、山間部でも電波が弱くなりにくく、室内や地下でも安定して入ります。
4G回線のほうが繫がるというのはコレが理由です。
ドコモ home5Gの料金プラン・機種・オプションについて

ドコモから2021年8月に発売開始された、ドコモの4G&5Gのモバイル回線を利用したホームルーター(置くだけWiFi)サービス。
docomoスマホと同じ高品質なLTE回線と5G回線を使用した、光回線代わりに近いスペックの工事不要の据え置き型WiFiとして、非常に人気のあるホームルーターです。
そんなドコモ home 5Gのプラン内容と機種スペックを、まず簡単にご紹介します。
ドコモ home5Gの料金プラン
ドコモ home5Gのプラン内容 | |
---|---|
月額料金 | 4,950円 |
最大通信速度 | ■5G通信時■ 下り4.2Gbps 上り218Mbps ■4G通信時■ 下り1.7Gbps 上り131.3Mbps ■WiFi通信時■ 1,201Mbps ※WiFi6での通信時 |
データ容量 | 無制限 |
3日制限 | 今はなさそう※ |
使用可能機種 | HOME 5G HR01 |
機種代 | 39,600円 (36分割で実質0円) ※月々サポートで毎月分割代金分を割引 |
最低契約期間 | なし |
解約金 | なし |
事務手数料 | 3,300円 |
ドコモスマホ割引 | -1,100円/月 |
オプション | home5Gパック:770円 ↓以下2種類のセットパック↓ ケータイ保証サービス:550円 ネットワークセキュリティー:385円 |
利用可能場所 | 登録住所のみ |
ドコモ home5Gのプラン内容をヒトコトで表すと、「1ヵ月のデータ容量無制限かつ契約期間の縛りがない、工事不要の毎月定額のホームルーター」となっています。
工事不要なのに光回線並の通信速度と、光回線並の月額料金となっており、光回線の代わりとしての利用ニーズに答えられるような内容になっています。
ドコモ home5Gのオプションは3種類
セットオプション | ・home 5G パック |
単体オプション | ・ケータイ補償サービス ・ネットワークセキュリティ |
厳密にはオプションは2種類しかなく、その2種類をセットにしたhome 5Gパックをあわせて3種類と表記しています。
ドコモ home5Gのオプション詳細
セットオプション「home 5G パック」

ドコモユーザーなら聞き覚えのある「ケータイ補償サービス」と「PCセキュリティ」を一つのパックにしたサービスです。
万が一本体を落として壊してしまったり、水がかかって壊れたりなど、本体が故障した際の補償サービスですが、加入は任意です。
ドコモとしては加入を推奨しております。
内訳 | 月額料金(税込) |
---|---|
ケータイ補償サービス | 550円 |
ネットワークセキュリティ | 385円 |
セット割 | -165円 |
合計 | 770円 |
単体オプション1:ケータイ補償
月額550円のケータイ補償の場合、補償を使っての交換費用は8,250円(税込)です。
また端末購入日を含め、14日以内の申し込みをしないと二度と入ることができません。
単体オプション2:ネットワークセキュリティ
自宅のPCをウィルスやスパイウェア、危険サイトなどから保護してくれます。
このサービスはマカフィー社が提供する統合セキュリティサービスとなっており、OSはWindows、Mac(一部除く)に対応しています。
- マルウェア対策
- ファイアウォール
- 危険サイト対策
- 迷惑メール対策
- 脆弱性対策
- シュレッダー機能
ドコモ home 5Gの特徴7つ
- 全ドコモのLTE回線対応だからエリアが広い
- ドコモが誇る高速通信回線2つに対応で超高速通信ができる
- データ通信容量の制限なし!3日制限もないかも
- 機種代が実質無料
- ドコモスマホユーザーはセット割りがある
- 契約期間の縛り・違約金がない
- 5G回線はドコモが他社より一歩進んでいる
特徴1:全ドコモ 4GLTE回線対応でエリアが広い

ドコモの全ての回線(4G回線・5G回線)が利用できるため、基本的にはスマホのようにどこでも利用できます。
電波が良いことで定評のあるドコモですので、現在ドコモケータイ(ガラホ)・スマホが利用できているなら問題ありません。
ちなみに、5G回線に対応しているだけでなく、全ての4G回線に対応しています。ただ5G回線はミリ波には対応していません。
特徴2:5G回線と超高速PREMIUM4Gのどちらも使えて超高速通信ができる

5G回線では最大4.2Gbpsでの通信が可能。
PREMIUM4Gとはドコモが提供する4G回線の高速データ通信サービスの呼称で、下り最大1.7Gbpsの通信速度が可能です。
home 5Gの機種「HR01」は、5GならびにPREMIUM4G対応となっており、理論上では光回線より速いということになります。
【注意】PREMIUM4Gと5G回線は室内だと入りづらい弱点がある
スマホ同様モバイル専用回線のPREMIUM 4Gと5G回線は、高速通信が可能な高周波回線となり、障害物に弱い性質を持っており、ビルの壁、線路や道路の高架などの障害物があると電波が弱くなる特性を持っています。
地下や田舎でも強いプラチナバンドと言われる700MHz/800MHzの回線は逆に低周波回線といい、障害物があっても避けていく特性から弱くなりづらい特徴も持っています。

上記画像イメージのように高周波回線であるPREMIUM 4Gと5G回線は、エリア内でも場所によって弱い可能性があります。
そのため、home 5Gの端末自体をできる限り電波を拾いやすい窓側に置くことが推奨されます。
特徴3:データ通信制限が甘めかも

home 5Gは1ヵ月データ制限なしですが、3日制限があるという注意書きがされています。
しかし、「home 5G利用者の3日制限に関する口コミ」をみていると、本当に3日制限ってあるの?と疑問を持つほど利用されている方も多いです。
また、非常に信憑性の高い情報として3日制限ぽい状況になったという人もいました。その人は1日10GB程度の利用に抑えたら制限が解除されたようになったみたいでした。
結果的に無制限に使い倒せると言い切ることができませんが、現在販売されている置くだけWiFiのなかで最もデータ容量が使える状況なのは間違いないかと思います。
特徴4:機種代は3年利用で実質無料

home 5G専用機種の「HR01」は、機種代金39,600円となっていますが、36ヶ月間受けられる月々サポート(1,100円割引)により、端末代が相殺されるので実質無料となってます。
詳細 | |
---|---|
機種代一括 | 39,600円 |
機種代分割 | 1,100円×36回 |
月々サポート | 36ヵ月1,100円割引 (合計39,600円割引) |
36ヵ月以上利用する想定であれば、お得なのは間違いありません。
特徴5:ドコモスマホ利用者はセット割りがある

ドコモスマートフォンの料金プラン「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」「5Gギガライト」「ギガライト」を契約中で本商品「home 5G」を契約すると「home 5Gセット割」が適用されます。
対象プラン | 月額料金 | home 5G セット割 | 割引適用後 |
---|---|---|---|
5Gギガホプレミア (無制限) | 7,315円 | -1,100円 | 6,215円 |
5Gギガホプレミア (~3GB) | 5,665円 | -1,100円 | 4,565円 |
ギガホプレミア (~60GB) | 7,205円 | -1,100円 | 6,105円 |
ギガホプレミア (~3GB) | 5,555円 | -1,100円 | 4,455円 |
5Gギガライト ギガライト (~7GB) | 6,765円 | -1,100円 | 5,665円 |
5Gギガライト ギガライト (~5GB) | 5,665円 | -1,100円 | 4,565円 |
5Gギガライト ギガライト (~3GB) | 4,565円 | -550円 | 4,015円 |
5Gギガライト ギガライト (~1GB) | 3,465円 | 3,465円 |
割引額自体は「ドコモ光セット割」と変わらず、最大1,100円の永年割引となっています。
docomoスマホユーザーにとって最安値で利用できる置くだけWiFiです。
特徴6:契約期間の縛り&違約金がない

ドコモ home5Gには最低契約期間や解約時の手数料などの設定がありません。
ただ、機種代分割払いにしていた場合は、解約時に端末残債が掛かってくることになります。
解約時期 | 端末残債 |
---|---|
6ヶ月目解約 | 33,000円 (1100円×残30回) |
18ヶ月目解約 | 19,800円 (1100円×残18回) |
30ヶ月目解約 | 6,600円 (1100円×残6回) |
特徴7:5G回線はドコモが他社より進んでいる

5Gエリア整備に関しても着々と進められておりますが、ドコモが優勢になっていると考えられます。
5G向け周波数帯では、NTTドコモは3.7GHz帯や4.5GHz帯、28GHz帯の3つが割り当てられているのに対し、KDDIとSBには3.7GHz帯と28GHz帯の2つしかない。
現状、衛星との干渉問題がある3.7GHz帯と高周波の28GHz帯はエリア展開が非常に難しいという事情を抱えているのに対し、NTTドコモは独自に持つ4.5GHz帯でエリア整備が進めることができるというアドバンテージがある。
実際、通建工事関係者によれば、NTTドコモでは4.5GHz帯が先行する形でエリア整備が進んでいるという。
引用:ケータイWatch
総務省が発表した携帯各社への5G周波数の割合です。

以上のようにエリアの拡大により、安定した5G電波をいち早く自宅に届けられるのは、ドコモと言えそうです。
【注意】5Gが最も効果を発揮する「ミリ波」は非対応
home 5Gで対応している5G回線は「Sub6」のみとなっています。
5G回線には回線周波数によってSub6やミリ波といった呼称があり、超高周波回線がミリ波と言われるものであり、低遅延・超高速通信を可能とするものはこれです。
ただ、そもそもミリ波の電波を基地局から飛ばしても、障害物に超弱い特性があり室内まで電波が飛ばないので、家庭で普及しない可能性が高いです。
あまり気にしなくても良いでしょう。
ドコモ home 5Gの新機種HR02はどうなの?

2023年2月以降に発売を予定されているhome 5G HR02は、現行機種のHR01より室内でのWiFi性能が強化されたスペック内容となっています。
home 5G HR02 | home 5G HR01 | |
---|---|---|
メーカー | シャープ株式会社 | シャープ株式会社 |
カラー | ダークグレー | ダークグレー |
通信速度 | ■5G 受信時最大4.2Gbps※ 送信時最大218Mbps ■4G 受信時最大1.7Gbps※ 送信時最大131.3Mbps | ■5G 受信時最大4.2Gbps※ 送信時最大218Mbps ■4G 受信時最大1.7Gbps※ 送信時最大131.3Mbps |
サイズ | 未定 | 17cm×9.5cm×9.5cm |
重量 | 未定 | 720g |
WiFi規格 | IEEE802.11a/最大54Mbps IEEE802.11b/最大11Mbps IEEE802.11g/最大54Mbps IEEE802.11n(Wi-Fi 4)/最大600Mbps IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)/3467Mbps IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)/4804Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯対応 | IEEE802.11a/54Mbps IEEE802.11b/11Mbps IEEE802.11g/54Mbps IEEE802.11n(Wi-Fi 4)/300Mbps IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)/867Mbps IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)/1201Mbps ※2.4GHz/5GHzどちらも |
有線LAN規格 | IEEE802.3bz(2.5GBASE-T) IEEE802.3ab(1000BASE-T) IEEE802.3u(100BASE-TX) | 不明 |
同時接続台数 | 66台 (Wi-Fi:64台/有線LAN:2台) | 65台 (Wi-Fi:64台/有線LAN:1台) |
かんたん接続機能 | WPS・QRコード接続※3 | WPS・QRコード接続※3 |
本体付属品 | ACアダプタ、LANケーブル かんたんセットアップマニュアル | ACアダプタ、LANケーブル かんたんセットアップマニュアル |
取扱店舗 | ドコモショップ(代理店含む) ドコモオンラインショップ ※予想 | ドコモショップ(代理店含む) ドコモオンラインショップ |
本体価格 | 不明 | 39,600円 ※1,100円×36回払いも可 |
※3 Androidスマートフォンの場合、設定用にアプリが必要な場合あり
home 5G HR02とhome 5G HR01の大きな違いは3つ
home 5G HR02がHR01より優れている点(特徴)は以下の通りです。
- 最適なアンテナを自動選択する5G高速通信機能
- 最新のWi-Fi6を採用(Wi-Fi接続時の通信速度が約4倍高速化)
- Wi-Fi EasyMeshに対応(設置場所から遠い場所の通信安定性が向上)
簡単に解説します。
最適なアンテナを自動選択する5G高速通信機能とは?
HR02の中にある4つのアンテナのうち、最も条件よく通信できる電波をキャッチしているアンテナを常に見極め、そのアンテナを使用して通信をすることで、通信速度の向上をはかっている機能です。
従来(HR01)でも、4本のアンテナのうち比較的強い電波のきているアンテナを使用していたので、実は以前からあった機能ではありますが、その機能がより強化されたイメージです。
ただ実際のところ使用感に差が出ない可能性が高い機能でもあります。
通信速度が約4倍向上した最新のWi-Fi6とは?
端末からスマホ等のデバイス間で行うWi-Fi通信は、IEEE 802.11nやIEEE 802.11acのような規格名を持っており、技術の発展とともにそれぞれの規格名での通信技術は異なっています。
Wi-Fi6というのはIEEE 802 11axといわれる規格名で、この規格名だと一般に浸透しにくく、6世代目のWi-Fi通信を表すWi-Fi6と名付けられています。
そもそもWi-Fiでの通信は、もともと複数あったアンテナ1つからは1つのデバイスにしか通信ができず、繋げるデバイスが多いと混雑しやすい状態になっていました。
それが時代とともにOFDMA(直行周波数分割多元接続)という技術ができ、複数のデバイスと同時に通信する技術ができ、混雑しずらくなった結果、Wi-Fi6では従来より大幅にやり取りできる速度が向上しました。
Wi-Fi Eαsy Mesh(設置場所から遠くなっても安定する技術)とは?
ここでいう設置場所はHR02を置く場所で、Wi-Fi通信というのはHR02から距離が離れたり、デバイスとの間に障害物があるとWi-Fi自体の電波が弱くなるものです。
Wi-Fi Easy Meshというのは、HR02と直接Wi-Fi通信のやり取りができる中継機みたいなものを置くことで、Wi-Fiが届く距離を延長させたり、今まで届きにくかった場所などの死角をなくせる技術になっています。
Wi-Fi EasyMeshがあることで、今までWi-Fiが届きにくかった2階や、HR02の設置場所から離れた部屋などでも快適なWi-Fiができる機能となっています。
【違い+α】端末ランプの場所が変わったかも?
HR02 | HR01 |
---|---|
![]() | ![]() |
画像を見る限り、HR02は端末正面のセンターあたりに縦にランプを配置していますが、HR01は天辺あたりに横に並んでいます。
サイズや重量がまだ公表されていないので、更なる違いはわかりませんが、現時点でわかるデザインの違いはこの程度かもしれません。
HR02にした方が良いか?
HR02が発売開始したら、HR01は発売終了となるか、在庫が多く残っている場合はセール販売をする可能性があります。
そうなると今HR01で契約するか、HR02の発売を待つべきか?という選択肢も出てくるわけですが、正直どちらでも良いと思います。
そもそもドコモ home 5Gで最も大切なのが、家のなかにどれだけ安定したdocomo回線が届くか?です。安定した電波が届かなければWi-Fi6対応だからと言っても速度自体はHR01とそう変わりません。
そのため、今必要なら今契約するべきですし、待っても問題ないなら新機種を待つ価値はあるとは思います。
ドコモ home 5Gを使ってわかった実機レビュー|回線アドバイザーが評価

ドコモhome 5Gの通信速度は優秀!WiMAX+5Gと変わらなかった

右上:WiAMX+5G(HOME5G L11)
左下:auひかり(VDSL方式)
ドコモのhome5Gの速度は充分速いです!なにをするにも困らない光回線並の速度がでています。
一般的に、通信速度は30Mbps以上でていれば、高画質動画の再生も全く問題ありません。
4K画質の動画再生に必要な通信速度は25Mbpsぐらいなので、充分余裕があります。
ちなみに、マンションタイプ(VDSL方式)の光回線(auひかり)よりも通信速度はでていると言っても差し支えない結果です。
Ping値が若干高め?対戦型ネットゲームの利用目的には最適ではない

ドコモ home5Gは少しだけPing値が高めでした。
ただ、測定サイトや時間帯によってPing値の変動幅が広いので、通信速度自体の数値ほどの速さを体感しづらいといった感じです。
そもそもPingというのは、ネット上でいう反射神経みたいなもので、なにかのリンクURLをクリックして反応するまでにかかるロスタイムみたいなものです。
Ping値が高い=反応するまでに時間がかかるということです。
より具体的なことをお伝えすると、ドコモのhome 5Gを単純にネットにつないで動画を見るなどの一般的な利用用途であればPing値はあまり気にしなくても良いです!
しかし、APEXやフォートナイトなどのオンライン型対戦ゲーム(ネットゲーム)だと遅延は少なからず出るレベルなので、ネトゲで使えるかどうか?という点ならWiMAX+5Gには劣ります。
もちろん最も遅延が少ないのは光回線です。
ドコモ home5Gの速度や料金を他社と比較!au・WiMAX・SoftBankAirとどう違うのか

据え置き型ホームルーターサービス(置くだけWiFi)は、「ドコモ home5G」「au ホームルーター5G」「WiMAX+5G」「SoftBank Air」の4種類あり、以下4つの項目を徹底的に比較しました。
- 機種スペック
- 実際の通信速度
- 使えるデータ容量
- 料金の安さ
ソフトバンクエアーはサービス開始当初から根強い人気がありますが遅いなどの口コミが多く、WiMAXは通信速度は速いけど3日制限が厳しいなど、一長一短あります。
そんなホームルーターサービスの中で、ドコモ home5Gはどういった強みを持ち、どんな立ち位置なのかをココで明らかにしていきましょう。
機種スペックを比較|ドコモ home5G HR01は他社の2倍速い
機種 | 最大通信速度 (スペック上) | WiFi規格 | サイズ | 重量 | 同時接続台数 |
---|---|---|---|---|---|
![]() home 5G HR01 | 下り最大:4.2Gbps 上り最大:218Mbps | 11a/b/g/n/ac/ax ※Wi-Fi6対応 | 95×95×170mm (横幅×奥行き×高さ) | 720g | 最大65台 |
![]() HOME 5G L11 | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps | 11a/b/g/n/ac/ax ※Wi-Fi6対応 | 70×124×182mm (横幅×奥行き×高さ) | 599g | 最大32台 |
![]() Airターミナル5 | 下り最大:2.1Gbps 上り最大:838Mbps | 11a/b/g/n/ac/ax ※Wi-Fi6対応 | 103×103×225mm (横幅×奥行き×高さ) | 1,086g | 最大128台 |
![]() HOME 5G L11 | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps | 11a/b/g/n/ac/ax ※Wi-Fi6対応 | 70×124×182mm (横幅×奥行き×高さ) | 599g | 最大32台 |
ドコモのhome 5G HR01はスペック上では下り速度最速で、上り速度はSoftBank AirのAirターミナル5が最速です。
※あくまでも理論上の数値なので実際に出る数値とは異なります。
またサイズは横幅・奥行き・高さの観点でいえば、かなりコンパクトな部類に入るのかな?と思います。
他にもあまり表に出ていない機能もありますが、他に気にしておくべきポイントはWi-Fi6に対応しているのかぐらいです。他にも気にするなら後は同時接続数で良いかと思います。
ただし参考にはなる
スペック上の最大通信速度は、機種が対応している回線の最大速度です。
ドコモ home5Gが一番速い理由は、ドコモが所有している回線速度が速いからなので、スペック上の速度は出ないと言っても回線品質が高いという事実は変わりません。

ドコモは5G回線も高速ですが、PREMIUM4GLTEも、5G回線並に速いです。
実際の通信速度を比較|ドコモhone5Gは他社の3倍速い
サービス (機種) | 実際の速度 (実測平均) |
---|---|
![]() home 5G HR01 | ![]() |
![]() HOME 5G L12 | ![]() |
![]() Airターミナル5 | ![]() |
![]() HOME 5G L12 | ![]() |
※速度データの取得日は2022年11月15日
実際に利用している人の速度データの平均値は速度を知る上で参考になります。
その結果を見てみると、ドコモ home 5Gの平均下り速度は209.25Mbpsと、他3社よりも圧倒的に優れていました。
ちなみに、WiMAX+5Gでも100Mbpsに迫る勢いと非常に好調、SoftBankAirだけが若干遅れています。
ただ、Ping値は平均的にWiMAXの方が優れている傾向にあるので、遅延が少なく速度そこそこなのがWiMAX、回線速度の速さだけで見るとドコモ home 5Gと言えます。
使えるデータ容量(速度制限)を比較|ドコモhome5Gの3日制限は超緩い?
サービス (機種) | 使えるデータ容量 (現実的なライン) | 容量制限 (1ヵ月) | 3日制限 | 不確定な速度制限 |
---|---|---|---|---|
![]() home 5G HR01 | 月500GB~ | 無制限 | 地味にある ※不明 | ある |
![]() HOME 5G L11 | 月500GB~ | 無制限 | ない | ある |
![]() Airターミナル4NEXT | 月300~500GB | 無制限 | ない | ある (夜が多め) |
![]() HOME 5G L11 | 月500GB~ | 無制限 | ない | ある |
プラン上のスペックだけだと、ドコモ home5GとWiMAXで使えるデータ通信量は大きく変わりません。
ただどちらも、データ量を使いすぎると制限かけるよ!とうたっていますが、3日制限にかかる人は3日程度で50~100GB程(4K動画を見まくるか、一日高画質動画を垂れ流しにするような使い方)利用しないと速度制限にかからない印象です。

実際に、2日で30GBほど使ってみましたが、速度制限にかかる気配はありませんでした。
どちらにしても、「ドコモ home5Gの3日制限に対する口コミ」の3日間で1000GB(1TB)を使った方もいる状況から察すると、ドコモのhome 5Gはまだ3日制限が非常にゆるいのか、1日10GB程度だと掛からないようです。
口コミなどを参考にすると、月500GB程度ならしっかりと使えそうなので、現時点でもっとも確実にデータ容量を多く使えるのはドコモ home 5GとWiMAXだといえるでしょう!
SoftBankAirは制限がありません。しかし、月2~300GBぐらい利用すると速度制限にかかったように遅くなる、夜になると遅くなるという報告例が多数あります。
そのため本当に無制限なのか?と疑わざる負えない状況です。
料金の安さを比較|ドコモ home5Gは安くない
今までは3年比較が多かったですが、最近の乗り換えペースは徐々に早くなってきているので3年の比較は現実的とは言えません。そのため最も現実的な2年間の利用想定で比較してみました。
ちなみに2年での解約は、端末代を分割にしていた場合、どのキャリアも残債がかかる期間なので、端末残債も含めて計算しています。
サービス (機種) | 実質月額※ (2年実質総額) | キャンペーン | 月額料金 | 機種代金 | 解約金 | 事務手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() home 5G HR01 | 5,337円 (128,100円) | 18,000円 キャッシュバック ※GMOとくとくBBの場合 + docomoスマホ代 毎月1100円割引 | 毎月4,950円 | 実質無料 一括:39,600円 分割:1100円×36回 ※3年間1100円割引で実質無料 | 違約金0円 + 端末残債 | 3,300円 |
![]() HOME 5G L12 | 5,665円 (135,960円) | auスマホ代 毎月1100円割引 | 1~24ヵ月:4,620円 25ヵ月以降:5,170円 | 一括:21,780円 分割:605円×36回 | 違約金0円 + 端末残債 | 3,300円 |
![]() Airターミナル5 (GMOとくとくBB) | 通常 3,934円 (94,436円) softbankスマホユーザー 3,268円 (78,436円) ※ハッピー2万利用時 | 通常 34,000円 softbankスマホユーザー 最大50,000円 + softbankスマホ代 毎月1100円割引 | 1~12ヶ月目3080円 13ヶ月目~5,368円 | 実質無料 一括:71,280円 分割:1980円×36回 ※3年間1980円割引で実質無料 | 違約金0円 + 端末残債 | 3,300円 |
![]() HOME 5G L11 (GMOとくとくBB) | 3,590円 (89,750円) | 23,000円 キャッシュバック + auスマホ代 毎月1100円割引 | 1~2ヵ月1,474円 3~36ヶ月目3,784円 37ヶ月目~4,444円 (初月:日割り) | 一括:21,780円 分割:605円×36回 | 違約金0円 + 端末残債 | 3,300円 |
※実質月額は2年実質総額を24分割した金額です。
料金自体が実質的に安いのは、SoftBankスマホ利用者限定キャッシュバックを使用したときのSoftBankAir(GMOとくとくBB)です。
ドコモのhome5Gは、2年利用想定でみても、毎月の月額料金で見てもかなり高い方です。
安定的に安いのは、WiMAX+5GのGMOとくとくBB(プロバイダ)です。
比較結果まとめ

ドコモhome5Gとドコモ光はどっちがいい?比較でわかる大きな違い
ドコモhome5Gはシンプルに一人暮らしでハードに使いすぎない方向け、ドコモ光は2人以上(家族)やデータ制限を気にせず使いたい方向けと分けられます。
home5G | ドコモ光 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
月額料金 | 4,950円 | マンション:4,400円 戸建て:5,720円 |
別途諸費用 | 【端末代】 39,600円 ※3年利用で実質無料 | 【工事費】 キャンペーンで無料 ※通常16,500~19,800円 |
データ容量制限 (1ヶ月) | 無制限 | 無制限 |
データ容量制限 (3日間) | 微妙にある (制限容量はエリアによる) | 無制限 |
契約期間 | なし ※実質3年間 | 2年間 |
解約金 | 端末残債 (一括購入なら0円) | マンション:8,800円 戸建て:14,300円 |
平均通信速度 (下り・上り) | 下り:209.25Mbps 上り:19.57Mbps | 下り:257.96Mbps 上り:202.53Mbps |
平均Ping値 (回線の反応速度) | 50.6ms | 20.44ms |
契約可能エリア | 全国 (ドコモ回線のエリア内) | 全国 (マンションは導入設備次第) |
利用開始 (申込み日から) | 即日〜1週間 (在庫次第) | 最短2週間 |
利用場所 | 設置住所のみ | 設置住所のみ |
ドコモスマホ割引 | 最大-1,100円/月 | 最大-1,100円/月 |
推奨利用人数 | 1~2名 | 複数OK |
そもそも、ドコモhome5Gとドコモ光では回線特性が大きく違うため、「容量制限」「通信速度」「住居形態ごとの月額料金」が異なります。
また、ドコモ光では気にする必要がないけど、ドコモhome5Gでは利用場所の電波環境を気にする必要があります。
home5Gにはデータ通信量制限(3日制限)があるがドコモ光にはない
ドコモhome5Gは条件を公開されていない3日制限があります。ただ1ヶ月のデータ通信容量無制限です。
3日制限の条件が公開されていない理由は、エリアごとの基地局の混雑状況が違うため、制限をしなくても良いエリアもあれば、3日制限を設けないと安定供給できなくなるエリアもあるからです。
結局は使ってみるまで、home5Gの3日制限がどの程度で掛かるかわからないので、3日制限はあるかも!という認識だけはもっておきましょう。
ちなみに、ドコモ光には3日制限がないので、動画をどれだけみようが高速通信を快適に使えるのは間違いありません。
ドコモ光よりhome 5Gは上り通信速度が遅い
ドコモhome5Gは下り通信速度だけに特化しており、ドコモ光と比べてhome5Gの上り通信速度(アップロード側)が10分の1程度となっています。
状況的に下り速度は100Mbps以上でているけど、上り速度は10Mbps以下ということもよくあります。
おおよそ、Youtuberなどの動画アップロードによる大容量通信を抑えるための対策だと思うので改善されることはほとんどありえないでしょう。
そのため、アップロード通信が多い方は光回線にしておくのが安心です。
ネットゲームメインならドコモ光のほうが良い|ネットの反応速度(Ping値)が全然違う
ドコモhome5GのPing値は平均50ms程度となっており、APEXなどのFPS系オンラインゲームをする場合、遅延が発生する可能性が高いです。
その点、ドコモ光は平均20ms程度と低遅延を実現しているため、「確実に命中したはずなのに何故か倒せてない」といった状況や「敵に打たれた画面が遅れて出てきた」といったことになりにくいです。
home5Gでもオンラインゲームをプレイできないわけではないですが、電波状態が良好とは言えないエリアだとあまりおすすめはできません。
home5Gは住環境・周辺環境で電波が弱いことがある
ドコモhome5Gの場合、どうしてもモバイル回線を利用するために、周辺エリアの環境による電波の影響を受けるため、通信速度や速度制限の状況などが少しづつ変化します。
特にドコモhome5Gで利用できる5G回線やドコモのPREMIUL4GLTEは電波の性質上、紙・木・ガラスは通り抜けてきますが、金属は跳ね返してしまいます。
その点、ドコモ光は外から光回線(光ファイバー)を室内まで引っ張ってきているため通信速度が安定するのです。
ドコモhome5Gは結論から言えば充分使えるレベルの電波の入りではあるものの、お住いの地域や住宅の構造によってイマイチだった場合、本体を窓際に置くなど工夫が必要になるかもしれません。
マンションでの利用ならhome5Gよりドコモ光のほうが安い
戸建てであればhome5Gのほうが安いですが、マンションはドコモ光のほうが安いです。
しかし、戸建てだと2人以上で利用する想定だと思うので、そもそものドコモhome5Gを利用する選択肢は最適とはいえません。ただ光回線が引けないなら最適な選択肢とはいえます。

結論!ドコモ光とドコモhome5Gをおすすめできる人の違い
- 一人暮らしの人
- 光回線を引けない人
- ネットゲームでの利用メインではない人
- ドコモスマホユーザー
- Youtubeに動画をアップしまくらない人
- TV等の大画面液晶で4K画質での動画視聴が多い人
- 2人以上で快適にWiFiを利用したい人
- マンションで光回線が引けて安定したWiFiを求める人
- Youtube等で動画配信したい人
- ネットゲームを快適にしたい人
- ドコモスマホユーザー

ドコモ home 5Gを契約する前に知っておくべきデメリット
- 3年利用しないと端末代は実質0円にならない
- 光回線とは違い本体代金がかかる
- 室内だと電波が弱いことがある
- データ量3日間制限がある(制限値は不明だが、1日10GBが目安)
- 契約住所以外では使えない
- Ping値はWiMAXよりも悪いかも?
デメリットとしては、やっぱりモバイル回線のため、電波状況によって速度が変わってしまうことです。
すごく速い人もいますが、中にはすごく遅くて困っているという人も見かけます。
また、3日制限にかかっている人をまだ見かけていませんが、利用者増加とともに通信トラフィックは明らかに圧迫するので、今後厳しくなっていく可能性が高いと思います。
更にWiMAXのHOME 5G L11と比較したところ、速度は変わりませんでしたが、Ping値は全体的に20~30%程度悪い数字なので、オンラインゲームだと遅延は出やすい環境かもしれません。
口コミ・評判と比較でわかった!ドコモのhome 5Gのメリット
- 工事不要で光回線並の高速通信が使える
- 3日制限を気にせず無制限っぽく使える
- 田舎でもLTE回線が使えて安心
- 途中解約でも違約金がなく負担も少ない
- ドコモユーザーは最安値で使える
メリット1:工事不要で光回線並の高速通信が使える
ドコモ home5Gは工事不要でコンセントに挿せば使えますが、通信速度は平均200Mbps以上もでます。

光回線でも平均200〜300Mbps程度なので、ものすごく光回線に近い速度がでていることになります。
また、マンションの光回線VDSLタイプは最大100Mbpsで、平均40〜70Mbps程度しかでないので、マンションタイプの光回線よりドコモ home5Gのほうが速いということです。
メリット2:3日制限がかからない場合もある
最も信頼するべき価格コムに口コミを掲載されていた方の情報で、3日制限にかかったような感じになり、1日10GB程度に抑えたら速度が改善されたという例があります。
ただ、最近では月1000GB使えている人の報告例も割とあるので、3日制限がどの程度でかかるのか明確にわからなくなってきています。
ただ、仮に1日10GBだとしても、4K画質の動画2.5時間分、Youtubeの720p画質なら、13~14時間程度は視聴できる余裕があります。
ドコモのhome 5Gは3日制限関係なく1TBほど使えたという声もあり、おそらくはエリアの混雑状況により3日制限にかかりやすいエリアとそうでないエリアがあると予想されます。
メリット3:田舎でもLTE回線が使えて安心
ドコモは700MHz〜800MHzの超低周波LTE回線を所有しているので、山間部や田舎でもしっかりと電波をキャッチできます。
ちなみに電波には、高周波より低周波のほうが障害物を上手に避けて遠くまで飛ぶという特性があります。

回線種別 | 特性 |
---|---|
高周波回線 (2.5GH~) ※PREMIUM4Gや5G回線がこれ | ・一度に送受信できる量が多い →速度が速い ・障害物があると反射・吸収されやすい →室内だと弱くなりやすい |
低周波回線 (700~900MHz) ※プラチナバンドがこれ | ・一度に送受信できる量は少ない →速度が遅い ・障害物があると奥側に回り込む →室内でもしっかり電波が届く |
単純に、ドコモは高速通信できる回線も、障害物に強い超広範囲に届く回線のどちらも持っているから、あらゆる場所で安心して利用できるということです。
メリット4:途中解約でも違約金がなく負担はまだ少なめ
ドコモのhome5Gは最低契約期間もなく違約金もないので、解約する時に気にするのは端末残債だけです。
サービス (機種) | 端末残債 |
---|---|
![]() home 5G HR01 | 【端末残債】 6ヶ月目解約:33,000円 (1100円×残30回) 18ヶ月目解約:19,800円 (1100円×残18回) 30ヶ月目解約:6,600円 (1100円×残6回) |
![]() HOME 5G L11 | 【端末残債】 6ヶ月目解約:33,000円 (1100円×残30回) 18ヶ月目解約:19,800円 (1100円×残18回) 30ヶ月目解約:6,600円 (1100円×残6回) |
![]() Airターミナル5 (GMOとくとくBB) | 【端末残債】 6ヶ月目解約:59,400円 (1980円×残30回) 18ヶ月目解約:35,640円 (1980円×残18回) 30ヶ月目解約:11,880円 (1980円×残6回) |
![]() HOME 5G L11 ( GMOとくとくBB) | 【端末残債】 6ヶ月目解約:18,150円 (605円×残30回) 18ヶ月目解約:10,890円 (605円×残18回) 30ヶ月目解約:3,630円 (605円×残6回) |
3年未満での解約でもっとも解約児の負担が大きいのはSoftBankAirです。
ドコモ home5Gはものすごく高いわけではないものの、そもそもの端末代がWiMAXより高いので、解約児の負担だけで見るとWiMAXには劣ります。。
確実に解約時の負担が安いというわけではないですが、SoftBankに比べて安いのは事実ですね。

端末残債は一括精算せずに分割精算もできますよ。
メリット5:ドコモスマホユーザーは最安値ぐらいで使える
ドコモスマホユーザーは、毎月最大1,100円割引を受けることができるので、置くだけWiFi(ホームルーター)の実質的な負担額は最安値クラスになると考えて差し支えないでしょう。
サービス (機種) | 実質月額※ (2年実質総額) | 月額料金 |
---|---|---|
![]() home 5G HR01 | 3,787円 (90,900円) ※セット割り適用後 | 実質3,850円 毎月4,950円 毎月-1100円 ※セット割り適用後 |
![]() HOME 5G L11 | 5,060円 (121,440円) | 1~24ヵ月:4,620円 25ヵ月以降:5,170円 |
![]() Airターミナル5 (GMOとくとくBB) | 3,934円 (94,436円) | 1~12ヶ月目3080円 13ヶ月目~5,368円 |
![]() HOME 5G L11 (GMOとくとくBB) | 3,590円 (89,750円) | 1~2ヵ月1,474円 3~36ヶ月目3,784円 37ヶ月目~4,444円 |
※実質月額は2年実質総額を24分割した金額です。
ここから更に
ドコモスマホセット割りを踏まえた比較では、SoftBank Airより安くなり、WiMAXの最安値プロバイダに月197円程度の差になるレベルまで近づきました。
ドコモ home5Gの契約がおすすめな人とおすすめできない人
結論としては、home 5Gの契約は基本的にはおすすめです。
その理由は「通信速度」「通信エリア」「月額料金」と、三拍子バランスが取れていると思います。
前述したように、オンラインゲーム目的だと光回線の代わりにまではならないというのが本音ですが、一般的な利用をするには十分過ぎるスペックとなっています。
ドコモ home5Gはこんな人におすすめ
- 引っ越しが多く光回線工事ができない方
- 単身赴任中など短期間だけ一人暮らししている方
- 大学在学中、ご高齢の方で手軽にWi-Fiを始めたい方
- 自宅にドコモ光が引けずに別の光回線を引いている方
- 無制限で使い放題の光以外のWiFiが欲しい人
月額料金だけの安さでいえば、SoftBankAirには及ばないものの、WiMAX寄りは安いです。
また、ドコモスマホ契約者は「ドコモ光」か「home 5G」の2択というぐらい最安値で利用できるホームルーターに仕上がっています。
ドコモ光を契約できない場合は、工事がいらない「home 5G」をおすすめしますし、引っ越しが多い方にも最適といえます。
ドコモ home5Gをおすすめできない人
- 工事が面倒くさいなどの理由だけで光契約していない人
- インターネットは外での利用が多い人
- 戸建て・分譲マンションなど引っ越しの予定がない人
- 光回線並のスペックやデータ通信容量を求める人
- できる限り毎月の料金を安く抑えたい人
- ドコモスマホを利用していない人
- 低遅延のWiFiがほしい人
「光回線工事って大変そう/面倒くさそう」という理由だけで工事を避けている人は、安易にホームルーターにしない方がいいです。
確かにホームルーターは「工事がいらない」「コンセントに挿すだけ」という手軽さが売りのポイントです。
しかし、光工事は工事日を待つだけで、工事自体はものの1時間たらずで終わるようなものです。
安定性を重視したいのであれば光回線を選びましょう。
また外での利用が多い場合は、持ち運べるWiMAXなどのルーターやスマホプランのデータ容量を上げるといった方法があります。
ドコモhome5Gのキャンペーン9社比較!どこで契約するのが一番お得なのか?

ドコモhome5Gのキャンペーンを9社比較しました。
先述しましたが、キャンペーンを比較する際は、キャンペーンの内容やキャッシュバック額だけでなく、実質月額がお得になるかどうかで判断するようにしましょう。
※2022年12月24日更新
キャンペーン | 受取り | 条件 | 実質月額※ (1年間) | 実質月額※ (2年間) | 実質月額※ (3年間) | |
---|---|---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB 代理店 | Amazonギフト券 18,000円 | 4ヶ月後 | ・申し込み時に手続き ・4ヶ月後にメールで届く | 5,925円 | 4,887円 | 4,541円 |
ITX(アイティーエックス) 代理店 | 現金15,000円 | 2ヶ月後 | ・申し込みと同時に手続き ・2ヶ月後に振り込み | 6,175円 | 5,150円 | 4,625円 |
ディーナビ 代理店 | なし | – | – | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
ネットナビ 代理店 | なし | – | – | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
公式オンラインショップ 直営店 | ・dポイント15,000円分 ※限定用途かつ期限は6ヶ月 | 2ヶ月後 | 特になし | 6,175円 | 5,150円 | 4,625円 |
ドコモショップ(店頭) 直営・代理店 | dポイント10,000円分 | 不明 | 特になし | 6,592円 | 5,220円 | 4,763円 |
ヤマダ電機 家電量販店 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 | 契約完了時 | ・対象の家電製品同時購入 ※店舗により条件が異なる | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
ヨドバシカメラ 家電量販店 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 | 契約完了時 | ・対象の家電製品同時購入 ※店舗により条件が異なる | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
エディオン 家電量販店 | なし | – | – | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
コジマ 家電量販店 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 | 契約完了時 | ・対象の家電製品同時購入 ※店舗により条件が異なる | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
ビックカメラ 家電量販店 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 | 契約完了時 | ・対象の家電製品同時購入 ※店舗により条件が異なる | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
ケーズデンキ 家電量販店 | 家電製品39,600円割引 ※スマホは割引不可 | 契約完了時 | ・対象の家電製品同時購入 ※店舗により条件が異なる | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
ソフマップ | なし | – | – | 7,425円 | 5,637円 | 5,041円 |
※実質月額は12ヶ月 or 24ヶ月 or 36ヶ月分の月額料金+事務手数料+端末残債の合計からキャンペーン分を差し引き後、12ヶ月 or 24ヶ月 or 36ヶ月分に算出し直したもの。
※家電量販店は2022年9月時点の一部店舗のキャンペーンです。お近くの店舗がこのキャンペーンを適用できるかは必ずお近くの店舗にご確認ください。
上記の表から窓口の種類によってキャンペーン内容にある傾向があることがわかります。
窓口の種類 | キャンペーンの内容 |
---|---|
代理店 | 15,000〜18,000円キャッシュバック(一部) ※ない代理店もある |
公式 | ポイント10,000〜15,000pt還元 ※期限や限定用途などの縛りがある |
家電量販店 | 同時購入商品から約4万円割引 ※店舗により異なる |
金額の面で「代理店」から申し込むのが最もお得と言えます。
次に、それぞれの窓口の特徴を具体的に解説します。
家電量販店の端末代の一括無料割引はもうない
過去、家電量販店ではドコモhome5Gを契約時に端末一括購入契約をすると、端末代39,600円が割引されて0円で端末購入ができるキャンペーンがありましたが、現在はやっていません。
おそらく、ドコモなどから指摘が入り、廃止せざるおえない状況になったことが容易に想定されます。
そもそも移動体通信端末のスマホでも端末割引をやりすぎてはいけないという規制があり、ドコモhome5Gも同様になったのではないかと推測されます。
ドコモhome5Gは移動体通信端末ではないという見方もできますが、キャリアがどのように判断するかなので、やらないという判断をしたならそういうことなのでしょう。
2019年の電気通信事業法改正である。この法改正により、端末値引きの根幹となっていた通信回線と、端末のセットによる販売が禁止されたほか、通信契約にかかる端末値引き額上限を2万円(税抜き)に規制。
引用元:転売ヤーも横行、スマホ大幅値引きが起こしている諸問題の根本原因は何か
家電量販店の家電製品割引額は大きいがデメリットも大きい
ドコモhome5Gを家電量販店で申し込むと、ドコモhome5Gを契約する際に家電製品を同時購入する際に最大4万円割引が適用されます。
家電量販店 | キャンペーン内容 |
---|---|
ヤマダ電機 | 家電製品39,600円割引 ※スマホは割引不可 |
ヨドバシカメラ | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
エディオン | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
コジマ | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
ビッグカメラ | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
ケーズデンキ | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
代理店によりキャンペーンはキャッシュバックが10,000〜18,000円相当ですが、「ヤマダ電機」「ヨドバシカメラ」「エディオン」「ケーズデンキ」は家電製品から約4万円割引なので、単純に特典としてはキャッシュバックの2~3倍近く貰えているようなものです。
ただ当然、家電製品といっても5万円以上の商品の場合などと条件が決まっていることもあったり、購入対象商品が制限されている場合もあるため、割引されるが無駄なお金を使わないといけない可能性もあるというわけです。
各家電量販店でドコモhome5Gを申し込む場合の注意
端末代が大きく割引されることから家電量販店でドコモhome5Gを申し込むことを検討している人もいるのではないでしょうか?
しかし、家電量販店でドコモhome5Gを申し込む場合は以下の3つに注意する必要があります。
- 端末在庫がないことがあり1ヶ月近く待つケースもある
- 予約時はよくても契約完了時にキャンペーンが改悪となる可能性がある
- 店舗によりキャンペーン内容が大幅に異なることが多い
家電量販店で購入する場合、店舗に在庫がない可能性もあり、最悪の場合1ヶ月ほど入荷を待つケースもあります。
また、キャンペーンは予約時のものではなく、購入時のものが適用されます。
場合によっては、予約時と購入時のキャンペーン内容が変わり、お得にならなくなったり、キャンペーンそのものが終了したりする可能性もあります。
さらに、店舗によってキャンペーンの内容が大幅に異なります。
次に、各家電量販店が実施しているキャンペーンの内容と注意点を解説するので、家電量販店でドコモhome5Gを購入することを検討している人は把握しておきましょう。
ヨドバシカメラのキャンペーン内容と注意点
キャンペーン内容
ヨドバシカメラでドコモhome5Gを購入した場合のキャンペーン内容はこちらです。
キャンペーン内容 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
受取り | 契約完了時 |
条件 | 契約と家電製品の購入 ※店舗により条件が異なる |
ヨドバシカメラでドコモhome5Gを契約する際に指定の家電製品を同時購入する場合、家電製品から40,000円の割引が適用されます。
キャンペーンの受取は契約完了時であるため、すぐに受け取れます。
- ドコモhome5Gと家電製品の同時購入時のみ
- 一部店舗のみキャンペーンを実施
- 店舗によってはキャンペーン適用の条件が異なる場合がある
- 商品の最低価格が決まっている場合もある
- 端末在庫がないと契約できない
店舗によってキャンペーン適用の条件や、そもそもキャンペーンを実施しているかどうかが異なります。
他の商品も同時に購入しないとキャンペーンが適用されないこともあるため、店舗で確認してから購入するようにしましょう。
ヤマダ電機のキャンペーン内容と注意点
キャンペーン内容
ヤマダ電機でドコモhome5Gを購入した場合のキャンペーン内容はこちらです。
キャンペーン内容 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
受取り | 契約完了時 |
条件 | 家電製品購入と同時に契約 ※店舗により条件が異なる |
ヤマダ電機も指定の家電製品から40,000円の割引が適用されます。
ドコモhome5Gを購入する際の注意点
- 家電製品を同時購入時のみ
- 店舗によってはキャンペーン適用の条件が異なる場合がある
- 他の商品も購入しないとキャンペーンが適用されない店舗もある
- 端末在庫がないと契約できない
ヤマダ電機で購入する場合も、ヨドバシカメラと同様のことに注意する必要があります。
また、店舗によってキャンペーンの条件や内容が異なる可能性があります。
エディオンのキャンペーン内容と注意点
キャンペーン内容
エディオンでドコモhome5Gを購入した場合のキャンペーン内容はこちらです。
キャンペーン内容 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
受取り | 契約完了時 |
条件 | 端末一括購入 ※場合により商品購入も必要 ※店舗により条件が異なる |
エディオンもヨドバシカメラやヤマダ電機と同様に、端末を一括購入すると端末代33,000円が割引されます。
また、契約完了時にすぐに受け取ることが可能です。
ドコモhome5Gを購入する際の注意点
- ドコモhome5Gを一括購入した時のみ割引が適用される
- 一部店舗のみキャンペーンを実施
- 店舗によってはキャンペーン適用の条件が異なる場合がある
- 他の商品も購入しないとキャンペーンが適用されない店舗もある
- 端末在庫がないと契約できない
エディオンは一部店舗のみキャンペーンを実施しています。
また、店舗によっては他の商品を購入しないとキャンペーンが適用されず、結果的に損をしてしまう可能性もあります。
コジマ・ビックカメラのキャンペーン内容と注意点
キャンペーン内容
コジマ・ビッグカメラでドコモhome5Gを購入した場合のキャンペーン内容はこちらです。
キャンペーン内容 | 家電製品40,000円割引 ※スマホは割引不可 |
受取り | 契約完了時 |
条件 | 家電製品購入と同時に契約 ※店舗により条件が異なる |
コジマ・ビッグカメラもヤマダ電機やヨドバシカメラ、エディオンなどと同様のキャンペーン内容です。
ドコモhome5Gの端末代ではなく、他の家電製品が40,000円分割引されます。
ドコモhome5Gを購入する際の注意点
- 対象の家電製品を購入しないとキャンペーンが適用されない
- 同時にスマホを購入しても割引されない
- 店舗によってキャンペーンの条件が異なる
- 端末在庫がないと契約できない
コジマ・ビッグカメラでドコモhome5Gを購入してお得になる人は、「他の家電製品も同時に購入する必要がある人」です。
他の家電製品が必要な人は、他社よりも高額のキャンペーンを受け取ることが可能です。
また、スマホは割引の対象外といったことも気をつけましょう。
代理店は申し込み手続きが簡単&ちょいお得がメリット
代理店から申し込むと家電量販店より還元される金額は少なくなりますが、手続きが簡単といったメリットがあります。
代理店 | キャンペーン | 受取り | 条件 |
---|---|---|---|
ITX(アイティーエックス) | 現金15,000円 | 2ヶ月後 | ・申し込みと同時に手続き ・2ヶ月後に振り込み |
GMOとくとくBB | Amazonギフト券 18,000円 | 4ヶ月後 | ・申し込みと同時に手続き ・4ヶ月後にメールで届く |
ディーナビ | なし | – | – |
ネットナビ | なし | – | – |
ドコモショップ(店頭) | dポイント10,000円分 | 不明 | 特になし |
追加でオプションや外部サービスに加入することなく、申し込みと同時に手続きをするだけでキャンペーンが受け取れます。
また、代理店から申し込んだ場合でも公式キャンペーンの「月々サポート」は適用されます。
そのため、キャンペーンを実施している代理店から申し込むとお得になるのは間違いありません。
しかし、「ディーナビ」や「ネットナビ」のようにキャンペーンを実施していない代理店もあります。
「ディーナビ」や「ネットナビ」のようにキャンペーンを実施していない代理店もあり、中には公式キャンペーンを代理店独自のキャンペーンのような見せ方をしていることがあります。
代理店で申し込む場合はキャンペーンの詳細をよく確認するようにしましょう。
公式ショップ系はdポイントだから使い道が限られる
公式オンラインショップやドコモショップなどの直営店から申し込んだ場合のキャンペーン内容をもう一度見てみましょう。
直営店 | キャンペーン | 受取り | 条件 |
---|---|---|---|
公式オンラインショップ | ・dポイント15,000円 ※限定用途・6ヶ月の期限がある ・事務手数料3,300円割引 | 2ヶ月後 | 特になし |
ドコモショップ(店頭) | dポイント10,000円分 | 不明 | 特になし |
dポイントで付与されるうえに、公式オンラインショップから申し込んだ場合は用途が限定され、かつ利用期間が進呈月から6ヶ月といった制限があります。
他の窓口のキャンペーンより自由度が低くなります。
しかし、条件は特になく、ドコモhome5Gを購入した全ての人が受け取ることが可能です。
進呈される時点で契約者がdポイントクラブ会員・ドコモビジネスメンバーズ会員ではない場合、ポイントが進呈されないため注意しましょう。
ドコモhome5Gは代理店と家電量販店のどっちで申し込むべき?
ドコモhome5Gは、原則「代理店」でお申し込みするのが最も金銭的な面でお得です。
ただ家電量販店でのお申し込みの方がおすすめできる人もいるので、それぞれのおすすめする人とおすすめしない人を紹介します。
家電量販店での契約がおすすめな人とおすすめできない人
家電量販店でドコモhome5Gを購入するのがおすすめな人はこちらです。
- 欲しい高額家電がある方
- 端末をすぐ手元に欲しい人
※在庫がない場合は1ヶ月程度待つ例もある
家電量販店でのドコモhome5G契約は、他の家電製品も購入することで、その家電製品が40,000円割引されるため、元々家電製品を購入する予定があった人におすすめです。
ただ、買う予定のなかった家電製品を購入すると結果的に損をしてしまうことがあるため、その家電製品が本当に必要かどうかはしっかり考えましょう。
また、家電量販店ではドコモhome5G HR01の在庫があれば、その場で契約してすぐ持って帰れるのもメリットですが、在庫がない場合は入荷するまでに1ヶ月ほど待たなくてはいけない可能性もあるので、確実に即日利用できるとは限らない点には注意が必要です。
一方で、以下のような人には家電量販店でドコモhome5Gを購入することをおすすめできません。
- 現金やその他ポイントでキャッシュバックを受け取りたい人
- 自宅の近くに家電量販店が少ない人
- dアカウントを分けたくない人
上記にもあるように、家電量販店は在庫不足であることがあるため、すぐにドコモhome5Gを利用開始したい人が家電量販店で申し込むことにはリスクがあります。
また、家電量販店のキャンペーンは現金やその他ポイントでキャッシュバックを受け取ることができないので、総額ベースでお得なドコモhome5Gを申し込みたい方には向いていません。
さらに、家電量販店でドコモhome5Gを申し込む場合、必ずdポイントアカウントを新規発行させられるので、現在dアカウントをお持ちの方はアカウントが分かれてしまうので、ポイント還元等の条件が不利になってきます。
※代理店での申し込みであれば、dアカウントは共通でできます。
また、地方に行けば行くほど、競合店が減るのでキャンペーンの内容は薄くなっていきます。
代理店での契約がおすすめな人とおすすめできない人
代理店でドコモhome5Gを購入するのがおすすめな人はこちらです。
- 現金またはその他ポイントでキャッシュバックを受け取りたい人
- 複雑な手続きなしでキャンペーンを受け取りたい人
- 店舗に行く手間なしで契約をサクッとしたい人
- dアカウントを分けたくない人
代理店のキャンペーンは、現金やAmazonギフト券などの比較的使い道の自由度が高い形で受け取れます。そのため、キャッシュバックで何か買い物をしたい人や使い道が決まっていない人におすすめです。
また、代理店は店舗に行く必要がなく、かつキャンペーンを受け取るのに複雑な手続きが不要です。
自宅で簡単にドコモhome5Gの申し込みからキャンペーンの手続きまでを済ませたい人にもおすすめです。
一方で、以下のような人には代理店でドコモhome5Gを購入することをおすすめできません。
- すぐにキャンペーンを受け取りたい人
- 今日端末が欲しい人
ITXの場合はキャッシュバックを受け取るまで2ヶ月、GMOとくとくBBの場合は4ヶ月かかります。
そのため、すぐにキャンペーンを受け取りたい人にはおすすめできません。
ドコモhome5Gの契約はやっぱり代理店!GMOとITXのどっちがおすすめ?
ドコモhome5Gの代理店4社のうち、ITXとGMOとくとくBBの2社だけがキャンペーンを実施していますが、結局どちらがおすすめなのでしょうか?
結論、基本的にはGMOとくとくBBがおすすめです。どうしても現金キャッシュバックが良い人だけITXにされるのをおすすめします。
ドコモ home 5Gの申込み窓口はGMOとくとくBBがおすすめ

GMOとくとくBBはプロバイダ運営実績が20年以上あり、2019年・2020年にはオリコン顧客満足度「プロバイダ 広域企業」で1位を獲得するほどの信頼を得ています。
GMOとくとくBBで申し込みした場合、Amazonギフト券18,000円が4ヶ月目に付与されます。
そして、キャンペーンの金額も18,000円と、ITX(15,000円)より3000円も高額なので、もし現金化する場合でもITXより高額なのは間違いありません。
また、GMOとくとくBBのキャンペーン受取りの手続きも簡単で、ドコモhome5Gの申し込みと同時に手続きするだけです。
Amazonギフト券を受け取れるのが4ヶ月後で少し遅いですが、Amazonをよく利用する人、総合的に安く利用したい方におすすめです。
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現金キャッシュバックならITXがおすすめ

ITXは国内最大級の代理店で、全国各地にNTTドコモショップを166店舗を展開しています。
そのため、サポート体制に安心感を持ちながら利用できます。
光回線やホームルーター、モバイルルーターなどのWi-Fiを契約する際、運営会社のサポート体制の良し悪しは非常に重要になります。解約する際、サポート体制が悪いとスムーズに解約できなくなるからです。実際に解約できる時期が当初解約したい時期よりも遅くなり、無駄に費用を支払うケースもあります。
また、ITXでドコモhome5Gを購入してキャンペーンを受け取る場合、キャンペーンの手続きは申し込みと同時に行い、2ヶ月後に自動的に指定の口座に振り込まれます。
さらに、指定のオプションや外部サービスに加入する必要もありません。
複雑な手続きや不要なオプションに加入せずとも、ドコモhome5Gの申し込みと同時に手続きをするだけで誰でも現金15,000円を受け取れます。
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ドコモhome5Gのキャンペーンについてよくある質問
最後にドコモhome5Gのキャンペーンについてよくある質問を紹介し、回答します。
Q1:新しいdアカウントが発行されたけど統合はできるの?
新しく発行されたdアカウントと既存のdアカウントは統合できます。
dアカウントを統合することで、2つのアカウントのポイントをまとめたり、高い方のランクを使用できるようになったりするなどのメリットがあります。
dアカウントの統合方法はdポイントクラブの「『dポイントクラブ会員統合』のお手続き方法」を参考にしてください。
Q2:home5Gの端末在庫がないとどうなるの?
ドコモhome5Gの端末在庫がない場合は、入荷されるまで待つことになります。
家電量販店やドコモショップで購入しようとした場合は在庫が入荷されるまで予約状態となり、代理店やWEB窓口で申し込んだ場合は、端末入荷時に開通処理をして発送してくれるのを待つのみといった状況になります。
ドコモhome5Gの端末在庫がない場合、窓口によってキャンペーンの取り扱いが変わるため注意が必要です。
家電量販店は購入時のキャンペーンが適用されます。
そのため、予約時と購入時のキャンペーンの内容が変わる可能性もあります。
一方で、代理店・WEB窓口は申し込み時のキャンペーンが適用されるため、キャンペーンが変わるリスクがありません。
ドコモhome5Gの端末在庫がない場合は、キャンペーンに関するリスクも踏まえて窓口を選びましょう。
Q3:ドコモhome5Gのキャンペーンはお得なの?
ドコモhome5GとホームルーターにはWiMAXやSoftBankAirがありますが、金銭面ではWiMAXがお得です。
ホームルーター | 実質月額 |
---|---|
ドコモhome5G | 3,700円〜5,600円 |
SoftBankAir | 5,368円(税込) |
WiMAX | 3,700円〜5,300円 |
各プロバイダや代理店が実施しているキャンペーンによって実質月額料金が異なりますが、WiMAXの方が優位と言えます。
しかし、WiMAXとドコモhome5Gとの間で実質月額料金や通信品質の差はほとんどありません。
そのため、スマホがドコモならドコモhome5G、その他のスマホを使用しているならWiMAXがお得になります。
ホームルーターの選び方の詳細については「置くだけWiFi(ホームルーター)のおすすめは2つ!料金・速度比較や失敗しない選び方など」を参考にしてください。
Q4:ドコモhome5Gの端末代はキャンペーンで実質無料じゃないの?
ドコモhome5Gはどこで申し込みをしても以下の料金設定となっています。
本体価格 | 一括時:39,600円 分割時:1,100円×36回 |
月々サポート | 1,100円割引×36回 |
home5G基本月額 | 4,950円 |
実質無料という表現は、月々サポートで一括時39,600円・分割時1,100円×36回の端末代を相殺してくれていることを表しています。
そのため、実質無料とは、実際の端末代は有料ではあるが月々サポートによって無料のような扱いになるということです。
ただ、家電量販店で申し込むと、一括払いのみといった条件はあるものの、端末代33,000円の割引が適用され、端末代6,600円だけとなります。
更に月々サポートは適用されるため、最初の36ヶ月は3850円で利用できます。
Q5:ドコモhome5Gの端末代一括0円キャンペーンはもうないの?
ドコモhome5Gの端末代一括0円キャンペーンは2021年12月31日に終了しており、今はもうありません。
代わりに、同時購入かつ対象の家電製品40,000円割引などを実施しています。
家電量販店が実施しているキャンペーンはどんどん改悪に向かっており、今後さらにキャンペーンの内容が悪くなる可能性もあります。
そのため、今後はITXやGMOとくとくBBなどの代理店から申し込むのが最もお得になることも考えられます。
まとめ
- ドコモスマホ契約者ならhome 5Gはかなり安い
- 3日間制限はあるが、無制限ぽく使える!
ただし制限がないとは言い切れない - ライトユーザーなら光回線代わりになる
- オンラインゲームが快適にできない可能性がある
- 三大キャリア中ドコモが5G回線のエリア拡大が一番速い
ドコモ home5G HR01はホームルーターの中でも最高スペックと言えます。
ただ、そういっても実際につかってみないことには使い勝手の良さなんてわからないもの!docomo home 5Gを契約してみたので、実機レビューもそのうち更新したいと思います。
ちなみに少し使ってみた感触だけなら、Ping値はWiMAXのHOME 5G L11より高い数値なので、オンラインゲームをするならドコモhome 5GよりWiMAXをおすすめします。
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