最近流行りの契約不要で月額なしのチャージ式ポケット型WiFiの一つである、「リチャージWi-Fi」は実際のところどうなのか?

先に結論からお伝えしますが、チャージ式の中では圧倒的なコストパフォーマンスと使いやすさを誇っているのは間違いないです。

ただ、誰にでもおすすめできるわけではなく、デメリット面もあります。

リチャージWiFiの特徴
  • 初期費用が最安値級
  • 最新端末AIR-1でスペックが高い
  • クラウドSIMなので圏外になるエリアが少ない
  • ギガチャージが簡単(会員画面からすぐできる)
  • 光回線並みの高速通信を求める人には向いていない
  • 月20GB以上コンスタントを使う人には向いていない

ここからは、自社でも契約なしWiFiを運営する企業としての目線も入れつつ、リチャージWi-Fiのスペックや口コミ・評判などを踏まえて、他社サービスと比較を行い、メリット・デメリットまで詳細にお伝えしていきます。

チャージ式ポケット型WiFiは、いまだに呼び名が決まっておらず、「買い切りWiFi」「プリペイドWiFi」「プリペイド式ポケット型Wi-Fi」「契約なしのポケット型Wi-Fi」「月額なしのポケット型Wi-Fi」など様々な呼び名があります。
ここでは、購入したギガを使い切ったらチャージするまで使えないWiFiの総称として、短く意味の通りやすい「プリペイドWi-Fi」という名称でご説明させていただきます。

プリペイドWiFiとは?

プリペイドWiFiは、「端末を購入して、必要なデータ容量(ギガ)をチャージ(購入)して使う、契約不要・月額なしのポケット型WiFi」のことを指しています。

契約はしないので、毎月決まったデータ通信容量を使えるわけではなく、必要なギガ数を補充して使うポケット型WiFiとなっています。

例えば、毎月20GB使える契約のポケット型WiFiを契約していても、実際は5GBも使っていないという方には最適な選択肢となっています。

そのため、車の中や移動中のみでの利用や、キャンプ場等、日常的には使わないけど使いたい時だけ使うWiFiとしてのニーズがある人達に広がっていき、今では毎月1000本以上も売れているWiFiサービスとなっています。

ただし、毎月の定額ではない分、1GBあたりの単価は月額型より割高に設定されているので、毎月20GB程のギガ数を使う方には向いていないポケット型WiFiでもあります。

契約するポケット型WiFiとチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)のどちらを選んだ方がお得かの計算は後ほど行なっていますので順にご覧ください。

この記事の目次
  1. リチャージWiFiの評判は?利用者の口コミを徹底解説
    1. リチャージWiFiの良い評判|利用者の口コミと理由
    2. リチャージWiFiの悪い評判|利用者の口コミと理由
  2. リチャージWiFiとは?サービス内容や特徴
    1. リチャージWiFiの料金
    2. リチャージWiFiの取扱端末
    3. リチャージWiFiの通信速度
    4. リチャージWiFiのオプション
  3. リチャージWiFiのキャンペーン情報
  4. そもそもリチャージWiFiと他ポケット型WiFiは何が違うの?
    1. 各ポケット型WiFiの通信速度の違い
    2. 各ポケット型WiFiの料金の違い
    3. 各ポケット型Wi-Fiの通信エリアの違い
  5. リチャージWiFiと他プリペイド式ポケット型WiFiの比較
    1. プリペイドWiFi各社の料金比較
    2. プリペイドWiFi各社の端末スペック比較
    3. プリペイドWiFi各社の購入後のチャージのしやすさ比較
    4. 3つの比較結果
  6. リチャージWiFiのデメリット|比較や評判から見えること
    1. 他社プリペイドWiFiより少し高い
    2. 初期費用が高い
    3. データ通信容量は有効期限がある
    4. 毎月20GB以上使うなら割高
    5. 通信速度は他サービスより遅い
  7. リチャージWiFiのメリット|比較や評判から見えること
    1. 契約や解約の手続きの手間が一切ない
    2. 月額料金は一切かからない
    3. 初期費用が安く維持も安い
    4. 中古端末(リユース)も販売しており安く購入できるチャンスがある
    5. 必要な分だけチャージできるから経済的
    6. ギガのチャージがしやすい&即時反映
    7. 急な出張や入院時で契約不要で使いやすい
    8. 端末の返却は一切不要
    9. 海外でも使用できる
  8. リチャージWiFiは誰におすすめ?使うべきではない人は?
  9. リチャージWiFiの評判まとめ
  10. リチャージWiFiのよくある質問

リチャージWiFiの評判は?利用者の口コミを徹底解説

リチャージWiFiの評判は、実際の利用者の声を見ると、良い評判と悪い評判が明確に分かれています。

口コミの取得方法
  • 取得媒体:クラウドワークス
  • 方法:クラウドWiFiを利用したことがある人へのアンケート
  • 時期:2025年6月

画像はイメージです。一部InstagramやXからも転載

リチャージWiFiの良い評判|利用者の口コミと理由

実際のアンケートやSNS上の良い口コミをご紹介します。

外出用はリチャージWiFiでいいよね!

30代女性

子供たちがスマホ持つようになったから外出用に使ってたwifiを解約しました!もうリチャージwifiでいいよね!

車内おきっぱにできるのがいい

Xユーザー

車用にリチャージWifiを買ってみた。バッテリーレスルータで車内おきっぱできるのが良さそう。ラジオだけだと飽きるのよね。

端末代が安くて即購入

30代男性

とりあえずYoutubeで紹介されてて良さそうだったので購入しました。
こういうものには慣れてないですが、家のWi-Fiよりは遅いですけど、持ち出せるので便利です。

あまり使わない方に高評価のようです。

リチャージWiFiの悪い評判|利用者の口コミと理由

あまり口コミが集まらなかったため、2つだけご紹介しております。

買ってから電源が入らない

40代男性

妻が入院したからリチャージWiFiってやつ買いましたが、一生電源入らなくてガチ萎えしたことがあります。初期不良で問い合わせも少々時間がかかってしまいました。

かなり速度は遅い

Xユーザー

リチャージwifiは地下鉄.山間の場所にはもって行って助かったがかなり速度は遅い。もっと速いならチャージだがもっさー。再起動と結構荷物になる。 ならばやっぱりesimなのか。んーーーー

4日目で電源が入らなくなった。

30代女性

リチャージwifi買って4日目に電源入らなくなりました。涙

端末の裏面が膨らんできた

Xユーザー

リチャージWiFiのMR1モデル2023年の8月から使ってるんだけど、裏面が膨れてきて(目視で平らなところに当てたらわかるくらい)、平らな面に置いたらそこを支点にクルクル回りだした(回るくらいは出っ張ってる)。 そろそろ替え時かなぁ…

クラウドSIMは、他のポケット型WiFiと比べると速度は遅いので、必ず遅いという人は出てきます。

高速通信を求める方には向いてない商材なので、少しのギガをちょくちょく使いたい方に最適です。

リチャージWiFiとは?サービス内容や特徴

リチャージWiFi

リチャージWiFiは、株式会社カウスメディアが展開する、最新のクラウドSIM技術を活用したプリペイド式のモバイルWiFiサービスです。

同社は他にも「ギアWiFi」や「WiFi東京レンタル」、「クラウドBPX(電話)」「コールセンターサービス」など、様々な通信に関係するサービスを手がけている会社でもあります。

運営会社の詳細情報
運営企業株式会社カウスメディア
代表者代表取締役 上村 誠
設立日2016年12月
所在地〒162-0812
東京都新宿区西五軒町1-1
西五軒町ビル5F
料金は高めだけど、広めた会社
リチャージWiFiの
公式サイトはこちら
公式サイトにリンクしています。
クラウドSIMの仕組みと特徴

リチャージWiFiの料金

リチャージWiFiの料金は、初回は「端末代+チャージするギガ代」のセットになった価格で販売されています。

商品が多すぎるため、ひとまず365日期限のギガ付きの、代表的なものをまとめました。

各種端末により料金が異なります。

端末ギガ料金
MR1100GB22,083円
T8100GB23,980円
T7100GB14,433円
T710GB11,033円
Aterm MP02LN100GB19,980円
FREEBOT SE01
(Macaroon SE01)
名称は違うが同一機種
100GB23,980円
KD-249
バッテリーレス(USB差込タイプ)
100GB19,980円
M4
バッテリーレス(USB差込タイプ)
100GB21,980円
料金は全て税込み価格を記載しております。
料金は常に変動しているようですので、最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

料金が安いものは売れておらず在庫が多かったり、またスペックが頼りないことが多いため、できれば避けることおすすめします。

リチャージWiFiの取扱端末

リチャージWiFiで販売している端末は複数あり、タイミング次第で取り扱い機種の数が増減しています。
そのため、常にある代表的な機種をメインにご紹介します。

機種名MR1FREEBOT SE01
(Macaroon SE01)
T8Aterm MP02LNKD-249
画像MR1Macaroon SET8Aterm MP02LNKD-249
最大通信速度
(下り)
150Mbps150Mbps150Mbps150Mbps150Mbps
最大通信速度
(上り)
50Mbps50Mbps50Mbps50Mbps50Mbps
バッテリー持ち約13時間約20時間約15時間約10時間バッテリーレス
(USB給電)
サイズ横幅:68mm
縦幅:126mm
厚さ:12mm
横幅:85mm
縦幅:85mm
厚さ:23.5mm
横幅:60mm
縦幅:110mm
厚さ:13mm
横幅:50mm
縦幅:91mm
厚さ:12mm
横幅:35mm
縦幅:12mm
厚さ:99mm
同時接続台数最大10台最大10台最大8台最大10台最大10台
海外利用可能不可可能可能不可

上記機種の中でも、特にMR1が最も人気で、車の中でしか利用しない方はK-249の利用が多いです。

リチャージWiFiの通信速度

リチャージWiFiの、実際の通信速度は利用環境によって異なりますが、みんなのネット回線速度の平均データでは、下り15.81Mbpsといった速度が出ています

時間帯別の平均通信速度はこちらです。

リチャージWiFi時間帯別の速度平均

平均速度は悪くはありませんが、回線が混雑する時間帯は、稀に1Mbps程に落ちる場合があります。

みんなのネット回線速度「リチャージWiFi」の直近3ヶ月の平均速度データ

リチャージWiFiのオプション

契約はしないものとなっており、オプションはありません。

購入してチャージするだけのシンプルなポケット型Wi-Fiとなっています。

リチャージWiFiのキャンペーン情報

現在、リチャージWiFiが行っているキャンペーンは、アウトレット品の端末割引です。

アウトレット品が出ているタイミングしかないので、必ずしも割引されているわけではありませんが、20,000円の端末が16,000円になっていたりします。

ただ人気端末の値下げ幅は少ないので、お得かどうかはその時次第です。

そもそもリチャージWiFiと他ポケット型WiFiは何が違うの?

ポケット型Wi-Fiというと、様々な種類があるので、基礎部分から簡潔に説明します。

まず、ポケット型Wi-Fiは、2つの属性に分けることができ、利用できる回線に違いがあります。

属性回線
買い切り型
(チャージ式)
・クラウドSIM
└WiFi東京プリペイド
└ネオチャージWiFi
└リチャージWiFi 等々
契約型・WiMAX(au)
・クラウドSIM
・ドコモ
・SoftBank
・楽天モバイル
クラウドSIMはドコモ・SoftBank・au・楽天モバイルの回線を使っていますが、格安SIMと同等性能のため分けています。

このように、買い切り型と契約型では、まず使っている回線が異なり、通信速度が大幅に異なります。

各ポケット型WiFiの通信速度の違い

通信速度の違いは、5G回線が使えるかどうか?だけでなく、4G回線であっても格安SIMのようにキャリアから卸しを受けたサブ回線かどうかで変わります。

メイン回線とサブ回線の違い

通信回線はどのキャリアも、帯域制限(速度制限のようなもの)が設けられており、パンクをしないようある程度制限をかけています。

メイン回線とサブ回線を例えるなら、速度100キロ制限の道路がメイン回線で、速度40キロ制限の道路がサブ回線のような扱いになっています。

メイン回線は、その回線を提供しているキャリアが利用しており、サブ回線は余った帯域をキャリアから借りて運営しているMVNO(格安SIM)などが利用しています。

そのため、メイン回線とサブ回線では通信速度に大きな差があるわけです。

回線種別5G対応通信速度
(下り)
ダウンロード側
WiMAX(au)メイン回線 平均170Mbps
クラウドSIMサブ回線部のみ対応平均20Mbps
docomoメイン回線 平均200Mbps
SoftBankメイン回線 平均100Mbps
楽天モバイルメイン回線 平均40Mbps
それぞれポケット型WiFiで利用した際の平均速度を記載しております。

このように5G対応のメイン回線のポケット型WiFiかどうかで、通信速度に大きな差があります。

そういった点で言えば、クラウドSIMやその技術を活用したチャージ式ポケット型Wi-Fiの通信速度は、ポケット型WiFiの中では最も遅いということになります。

ただ通信速度は、下り15Mbpほど出ていれば、高画質動画(4Kは難しい)でも視聴は問題ないので、一般的な使い方という点において問題はありません。

各ポケット型WiFiの料金の違い

速度の違いは料金の違いに大きく反映されます。

契約期間データ容量端末代月額
WiMAX(au)縛りなし無制限21,790円
(平均)
4,600円
(平均)
クラウドSIM
(契約型)
1~2年
一部縛りなしも
20~100GB0円
(レンタル)
1,900円
~
3,500円
クラウドSIM
(チャージ式)
契約不要都度チャージ20,000円なし
docomo縛りなし無制限36000円
~
70,000円
7,500円
SoftBank縛りなし50GB30,000円4,800円
楽天モバイル縛りなし無制限10,820円3,168円
(最大)

使いたいデータ通信量が多くなればなるほど、費用は高くなる傾向にありますが、逆に無制限に使いたいようなニーズのある人からすれば1GBあたりの単価を安く抑えることが可能です。

クラウドSIMのように最大100GBしか使えないものは、1GBあたりの単価は少し高めになっているものの、逆に少ない容量プランもあるので、必要分だけに絞れば安く済ませることも可能となっています。

各ポケット型Wi-Fiの通信エリアの違い

料金の違いは、通信エリアという部分でも大きく出てきます。

使える回線プラチナバンド
利用可否
WiMAX(au)WiMAX回線
au回線
通常時は使えない
オプション追加で使える
(月1100円増加)
クラウドSIM
(契約型)
au回線
docomo回線
SoftBank回線
一部楽天モバイル回線
使える
クラウドSIM
(チャージ式)
au回線
docomo回線
SoftBank回線
一部楽天モバイル回線
使える
docomodocomo回線使える
SoftBankSoftBank回線使える
楽天モバイル楽天モバイル回線
一部au回線
使える
プラチナバンドとは?

プラチナバンドは、低周波帯の電波を利用した、電波の届きにくいエリア(山間部や地下・ビルの間やトンネル内)でも届きやすい回線です。

この回線があるからこそ、ある程度の山の中やトンネル内でもスマートフォンが繋がります。

逆にプラチナバンドが使えないと、電波の届きにくいエリアでは圏外になるということです。

プラチナバンドを含む様々な回線の提供エリアは、各キャリアにより異なります。

プラチナバンドが使えるかどうかが、利用できるエリアの広さの基準となり、圏外になりにくく使えることを指しています。

WiMAXは、月額や端末代等は無制限の中では非常に安いですが、その分通常時はプラチナバンドしか通じてないエリアでは圏外になり、プラチナバンドを利用する場合は有料オプションを使う必要があるという仕組みとなっています。

対照的にクラウドSIMは、通信速度は劣るものの、各キャリアのプラチナバンド回線を利用することができるため、非常に広いエリアで利用することが可能だけど、使えるデータ容量には限りがあるということになります。

結局のところ、どのポケット型Wi-Fiにするかは、利用したいデータ通信量を踏まえて、通信速度や料金とのバランスで決めれば良いということです。

リチャージWiFiと他プリペイド式ポケット型WiFiの比較

ここからは実際に、リチャージWiFiと他プリペイドWiFiを比較してみました。

なお、比較項目は「料金」と「端末スペック」と「購入後のチャージのしやすさ」の3つです。

プリペイドWiFi各社の料金比較

リチャージWiFiが安いのか高いのかの料金比較は、利用するデータ容量によって異なる可能性が高いため、以下条件をベースに比較を作成しました。

最も現実的な利用に近い比較表をご覧ください。

年間30GB(月2.5GB想定)

この比較の詳細を見る

年間50GB(月4.1GB想定)

この比較の詳細を見る

年間100GB(月8GB想定)

この比較の詳細を見る

年間150GB(月12GB想定)

この比較の詳細を見る

年間200GB(月16GB想定)

この比較の詳細を見る

年間250GB(月20GB想定)

この比較の詳細を見る

どのデータ容量の使い方の比較でも、WiFi東京プリペイドは頭ひとつ抜けた安さであることがわかります。

ただ、中古端末の場合に限り、一部リチャージWiFiの方が1000~2000程度安くなる場合があります。
在庫がなくなることも多いため、新品をベースにしています。

プリペイドWiFi各社の端末スペック比較

各社取り扱っている端末が違い、複数種類の機種を扱っている業者もありますので、代表的な端末に絞って各社の機種スペックを紹介します。

代表的な機種
  • AiR-1
  • Macaroon SE
    (FREEBOT SE01)
  • MR1
  • NA01
  • T8

様々な機種がある中で、この5つの機種が代表的かつメインどころです。
これ以外の機種は、あまり使い勝手が良くないので推奨はできません。

その中で、最も推奨できるのが、AiR-1とNA01と2機種です。

理由は、内蔵アンテナの受信感度が他機種より強いため、通信速度の安定性が良いからです。

実際にスペックの比較をご覧ください。

機種タッチパネル通信速度
(体感)
通信速度
(スペック)
バッテリ
(連続使用)
取扱業者
AiR-1
AIR-1
下り150Mbps
上り50Mbps
17時間・WiFi東京プリペイド
NA01
NA01
下り150Mbps
上り50Mbps
12時間・契約なしWiFi
・サムライチャージWiFi
Macaroon SE01
FREEBOT SE01
Macaroon SE
下り150Mbps
上り50Mbps
16時間・リチャージWiFi
・ネオチャージWiFi
MR1
NA01
下り150Mbps
上り50Mbps
12時間・リチャージWiFi
・ギガセットWiFi
T8
T8
下り150Mbps
上り50Mbps
15時間・リチャージWiFi
・インスタントWiFi

実のところ、商品上の公開されているスペック自体、どの機種もそこまで差はありません。

ただし使用感に大きな差が出るのが「タッチパネル液晶の有無」「体感速度」「バッテリー持ち」の3点です。

現行の最新機種であるAiR-1は、タッチパネルがついているだけでなく、バッテリー持ちもよく、体感速度も他機種より高めとなっています。

元々AiR-1は、クラウドSIM技術を開発したucloudlink社が製造している機種なので、他の機種よりも高い安定性を誇っているように感じます。

ここまでの結論だけで言えば、AIR-1を扱っているWiFi東京プリペイド一択です。

プリペイドWiFi各社の購入後のチャージのしやすさ比較

ギガチャージのやり方と反映タイミングは各社異なるため、最も手間がかからずチャージ反映が早いのが望ましいです。

チャージ方法IMEI番号の入力反映タイミング
契約なしWiFi追加ギガの購入毎回必要平日17時まで当日中
土日祝は翌営業日
WiFi東京プリペイド追加ギガの購入初回に端末登録で
入力不要
即時反映
残量0になった瞬間
リチャージWiFi追加ギガの購入初回に端末登録で
入力不要
即時反映
残量0になった瞬間
ネオチャージWiFi追加ギガの購入毎回必要平日15時まで当日中
土日祝は翌営業日
ギガセットWiFi追加ギガの購入毎回必要購入後30分以内
インスタントWiFi追加ギガの購入初回に端末登録で
入力不要
即時反映
残量0になった瞬間

現在、ギガを最もチャージしやすいのは、IMEI番号を購入時に登録しておいて、購入したサービスのマイページにログインしてから、追加するギガ数を選択すれば良いやり方となっています。

その方法が用意されているのは、「WiFi東京プリペイド」「リチャージWiFi」「インスタントWiFi」の3つのみとなっております。

3つの比較結果

料金面、端末スペック面、チャージのしやすさ面などを考えると、ダントツでWiFi東京プリペイドが優秀です。

もちろん、リチャージWiFiも悪いわけではありませんが、端末のスペック差を埋めるのは難しいのは言うまでもありません。

またプリペイドWiFiで珍しく、WiFi東京プリペイドはコールセンターに相談が可能となっているので、使い方がわからない時などでも安心です。

現時点ではリチャージWiFiより、WiFi東京プリペイドの方が優れていると思って良いでしょう。

料金は高めだけど、広めた会社
リチャージWiFiの
公式サイトはこちら
公式サイトにリンクしています。
安いだけじゃなく、使いやすい
WiFi東京プリペイドの
評判やスペック詳細へ
当サイト内の詳細ページにリンクしています。
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リチャージWiFiのデメリット|比較や評判から見えること

リチャージWiFiのデメリットは次のとおりです。

デメリット
  • 他プリペイドWiFiより少し高め
  • 初期費用が契約型より高い
    チャージ式の中では安い
  • ギガには有効期限がある
  • 毎月20GB以上使う場合は割高
  • 通信速度は他ポケット型WiFiより遅い

それぞれ詳しく解説します。

他社プリペイドWiFiより少し高い

リチャージWiFiは、さまざまな端末を用意しており、低スペックな端末は安く出しています。

しかし、使い勝手の良さを求めるならスペックの高い機種にした方が良いのも事実。

MR1より少しスペックの高いAIR-1のWiFi東京プリペイドと比べると、少々高い状態になってしまっています。

初期費用が高い

WiFi東京プリペイドに限らず、チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、初めに端末の購入が必要なため、初期費用が高額になりやすいです。

各種ポケット型WiFiの初期費用の違い

各サービス初期費用
契約なしWiFi
(チャージ式)
29,980円
端末代+ギガ
(100GB付き)
WiFi東京プリペイド
(チャージ式)
21,380円
端末代+ギガ
(100GB付き)
リチャージWiFi
(チャージ式)
25,980円
端末代+ギガ
(100GB付き)
WiMAX
(BIGLOBE WiMAX)
4,455円
端末代+事務手数料+初月分
(端末代24分割時)
クラウドSIM
(AiR-WiFi20GB)
5,258円
事務手数料+初月分
(端末は無料レンタル)

このように、チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、初回に端末代の購入が必要になるので、月額がかからないですが、初回費用は割高になってしまいます。

逆に契約型の場合は、端末が無料レンタルだったり、分割購入がベースとなっているので、初期費用は安く済みますが、毎月決まった金額がかかります。

WiFi東京の場合、初期費用はチャージ式の中では安いのは間違いではありませんが、契約型よりは高いという位置付けになります。

データ通信容量は有効期限がある

リチャージWiFiのギガの有効期限は、最長365日です。

また他にも、有効期限が30日のギガも選べるため、間違えて購入しないように注意しましょう。

計画的に有効期限内に使い切れる分だけ、ギガチャージすることが大切です。

毎月20GB以上使うなら割高

リチャージWiFiだけでなく、プリペイドWiFi自体が、毎月20GB使うかどうかを境で割高になります。

全く同じ通信品質のクラウドSIMと、1年間のデータ通信量を踏まえて料金の差を算出してみました。

1年間の
データ通信量
WiFi東京プリペイド
チャージ式ポケット型WiFi
(プリペイドWiFi)
クラウドSIM
60GB
(月5GB)
総額22,440円
初回50GB+30GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
120GB
(月10GB)
総額24,570円
初回100GB+30GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
180GB
(月15GB)
総額28,310円
初回100GB+100GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
240GB
(月20GB)
総額35,240円
初回100GB+100GBチャージ×2
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
300GB
(月25GB)
総額35,240円
初回100GB+100GBチャージ×2
総額36,036円
それがだいじWiFi30GBプラン
360GB
(月30GB)
総額42,170円
初回100GB+100GBチャージ×3
総額36,036円
それがだいじWiFi30GBプラン
420GB
(月35GB)
総額49,100円
初回100GB+100GBチャージ×4
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
480GB
(月40GB)
総額49,100円
初回100GB+100GBチャージ×4
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
600GB
(月50GB)
総額56,030円
初回100GB+100GBチャージ×5
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
最もお得な各業者をベースに算出しました。
クラウドSIMは、縛りなしプランの想定で、事務手数料も含めています。
プリペイドWiFiはピッタリではなく、現実的にチャージするであろう容量を選んでいます。

このように、データ通信量が月20~25GB以上の場合、ほぼクラウドSIMの低容量プランを契約する方が安く利用できることになります。

特に月間30GBを超えたあたりからものすごく割高になってくるので、20GB以上使う場合においては月間契約をした方がお得なのは間違い無いでしょう。

今回は、料金の安いWiFi東京プリペイドとクラウドSIMで比較していますが、他社のチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)であれば更に高額になっています。

通信速度は他サービスより遅い

リチャージWiFiはクラウドSIMなので、通信速度は他サービスより遅いです。

代表的なポケット型WiFiとクラウドSIMの平均通信速度を見ていただくとわかる通り、クラウドSIMは他のポケット型WiFiより通信速度は遅いです。

クラウドSIM
(AiR WiFi)
WiMAX
(BIGLOBE)
ドコモ
(eximo)
平均下り速度44.9Mbps218.58Mbps340.71Mbps
平均上り速度16.03Mbps32.79Mbps23.54Mbps

WiMAXとドコモは光回線並みの通信速度ですが、クラウドSIMは最大44.9Mbpsという中速です。

普段使いでは十分な速度は出ていると言えますが、どうしても混雑する時間帯は遅くなることがあるので、メインWiFiとしての利用には向いてないかもしれません。

クラウドサーバーに入っているSIMは、あくまでも格安SIMと同等のものなので、エリアはWiMAXよりは広いけど、速度はどうしても遅めになってしまいます。

ただ、メインWiFiとしての利用ではないので、速度は許容範囲内と言えます。

リチャージWiFiのメリット|比較や評判から見えること

WiFi東京プリペイドのメリットは次のとおりです。

メリット
  • 契約や解約の手続きの手間が一切ない
  • 月額料金は一切かからない
  • 必要な分だけチャージできるから経済的
  • ギガのチャージがしやすい&即時反映
  • 急な出張や入院時で契約不要で使いやすい
  • 端末の返却は一切不要
  • 海外でも使用できる

それぞれ詳しく解説します。

契約や解約の手続きの手間が一切ない

リチャージWiFiは、端末を購入してチャージするだけなので、契約不要です。

契約不要なため、不要になった際の面倒な解約手続きも一切なく、解約時にかかる費用負担なども一切ないので、利用しなくなった時にラクです。

月額料金は一切かからない

リチャージWiFiは契約不要なので、プランに応じた月額を払う必要はありません。

使っていない時にかかる月額費用ほど無駄なものはないので、使わない月がある人には最適です。

初期費用が安く維持も安い

リチャージWiFiは、端末代が安いので、他のチャージ式ポケット型WiFiより安く始めることができます。

そしてチャージ費用も一般的な価格に抑えられており、他社より高くならないよう良心的な設計になっています。

中古端末(リユース)も販売しており安く購入できるチャンスがある

リチャージWiFiは、リユース品の端末を販売していることもあり、通常よりも割引された値段で販売されています。

狙っている端末があるのであれば、リユース品を購入すれば初期費用を抑えることが可能なので、少し得した気分になれるかもしれません。

ただリユース品は常に在庫があるわけではないので、タイミング次第でしょう。

必要な分だけチャージできるから経済的

リチャージWiFiは、自分が1年間で使うデータ通信量をある程度見越して、チャージして置けるので無駄がありません。

契約タイプのように、20GBプランで契約したものの、月5~10GBしか使っていないという方にとっては非常に経済的です。

ギガのチャージがしやすい&即時反映

リチャージWiFiは、ギガチャージをするときはマイページから行うことになります。

マイページでは、ログインIDとパスワードを入力する必要があり、購入している端末の登録をしていれば、煩わしいIMEI番号等の入力は必要ありません。

またチャージ後は即時反映されるので、無くなってすぐ使いたい場合でも安心です。

急な出張や入院時で契約不要で使いやすい

リチャージWiFiは、購入時につけたギガがなくなっても、チャージすればいつでも利用できるので、いつもは使ってないけど急な出張や入院等で利用したい時に、チャージするだけなので手軽に利用できます。

契約タイプだと、申し込みから端末到着まで数日を要するため、どうしても時間が取りにくい人にとって利便性が高いサービスといえます。

端末の返却は一切不要

契約タイプのポケット型WiFiは、解約時に端末返却が必要ですが、リチャージWiFiは購入している端末なので返却不要です。

解約時の手間のようなものは一切かかりません。

海外でも使用できる

リチャージWiFiは利用したい国のデータ通信量をチャージするだけで海外でも使えます。

ただし、海外WiFiのレンタルサービスよりは割高になってしまうので、数日間の利用があるなら海外WiFiのレンタルを推奨します。

リチャージWiFiは誰におすすめ?使うべきではない人は?

リチャージWiFiが向いている人、向いていない人をシンプルにしました。

おすすめできる人
  • 月20GB以内しか利用しない人
  • 中古品であっても安く端末を手に入れたい人
  • 毎月そんなに使わない&使わない月がある人
  • 山間部などに持って行く人
  • 車用WiFiとして利用したい人
  • 定期的にWiFiのない場所に行く人
利用するべきではない人
  • 月20GB以上使う人
  • 安定した通信速度を求める人
  • プリペイドWiFiの中でもスペックを求める人
  • 高画質動画視聴用として利用する人
  • ビジネスで使用検討している企業

リチャージWiFiは、あまり使わないからこそ、安く済ませたいというニーズには大きく答えてくれますが、スペック面を求める方には向いていません。

またビジネス利用に向いてない理由は、ギガがなくなった時のチャージを誰がするのか?いつする必要があるのか?稟議はどうするのか?といった手間が発生するため、忙しい中でこのような業務が増えることを考えると、会社での利用は避けるべきです。

リチャージWiFiの評判まとめ

リチャージWiFiは、チャージ式の中でみると安い方であり、チャージがしやすい業者の一つです。

また比較的、端末スペックの高いものも扱っており、安定した速度が出やすくなっていますが、WiFi東京プリペイドに入って及ばずといった状況ではあります。

そのため、チャージ式を検討しているなら、WiFi東京プリペイド一択で良いでしょう。

安いだけじゃなく、使いやすい
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リチャージWiFiのよくある質問

Q
使用データ通信量の確認方法は?
Q
リチャージWiFiの速度が遅い時はどうすれば良い?
Q
購入方法は何がある?
Q
宅配ボックスへの配送は可能?
Q
リチャージWiFiとは別の業者でもチャージはできる?
Q
端末に保証はついている?
Q
キャンセルはできる?
Q
充電はどうすれば良い?
Q
問い合わせ先はどこ?
料金は高めだけど、広めた会社
リチャージWiFiの
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