契約なし&月額なしで使えるポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、最近ライトユーザーに人気があります。

ただ、多くのサービスが登場したため、結局どれが良いのかわかりにくくなっているのも事実。

そこで、プリペイドWiFiの選び方から、そもそも選ぶべきではない利用者層などがわかるように、詳しく解説しました。

チャージ式ポケット型WiFiは、いまだに呼び名が決まっておらず、「買い切りWiFi」「プリペイドWiFi」「プリペイド式ポケット型Wi-Fi」「契約なしのポケット型Wi-Fi」「月額なしのポケット型Wi-Fi」など様々な呼び名があります。
ここでは、購入したギガを使い切ったらチャージするまで使えないWiFiの総称として、短く意味の通りやすい「プリペイドWi-Fi」という名称でご説明させていただきます。

ご注意ください

プリペイドWiFiは、Amazonや楽天市場、Yahooショッピング等で、端末が同じだけど業社がどこかわからない類似サービスがたくさん販売されています。

その結果、どこの業者で購入したのかわからず、チャージできずに困っている人が多数いるため、できる限り購入業社が明確な公式サイトより購入することを推奨します。

ここで紹介しているプリペイドWiFiは、サービス名を明確にしているので、どこのサービスを購入したのかは明確なので、チャージを間違う心配もないでしょう。

この記事の目次
  1. プリペイドWiFiとは?契約なし月額なしのポケット型WiFi
    1. ギガチャージはどうやってするの?
    2. クラウドSIMとは?
  2. プリペイドWiFiと他ポケット型WiFiの違い
    1. 各ポケット型WiFiの通信速度の違い
    2. 各ポケット型WiFiの料金の違い
    3. 各ポケット型Wi-Fiの通信エリアの違い
  3. プリペイドWiFiのデメリット・注意点
    1. 初期費用が高い
    2. データ通信容量は有効期限がある
    3. 毎月20GB以上使うなら割高
    4. 通信速度は他サービスより遅い
  4. プリペイドWiFiのメリット・利点
    1. 契約や解約の手続きの手間が一切ない
    2. 月額料金は一切かからない
    3. 必要な分だけチャージできるから経済的
    4. 急な出張や入院時で契約不要で使いやすい
    5. 端末の返却は一切不要
    6. 海外でも使用できる
  5. プリペイドWiFiは誰におすすめ?使うべきではない人は?
  6. プリペイドWiFiの失敗しない選び方
    1. STEP1 各社の料金を比較する
    2. STEP2 最新端末を選ぶ
    3. STEP3 希望の支払い方法があるか確認する
  7. プリペイドWiFi各社の料金比較
    1. 年間30GB(月2.5GB想定)での料金比較
    2. 年間50GB(月4.1GB想定)での料金比較
    3. 年間100GB(月8GB想定)での料金比較
    4. 年間150GB(月12GB想定)での料金比較
    5. 年間200GB(月16GB想定)での料金比較
    6. 年間250GB(月20GB想定)での料金比較
    7. 料金比較のまとめ
  8. プリペイドWiFi各社の取り扱い端末(機種)のスペックを比較
  9. プリペイドWiFiのおすすめ3選|料金やスペックのバランス順
    1. 1位:東京プリペイドWiFi
    2. 2位:契約なしWiFi
    3. 3位:リチャージWiFi
  10. プリペイドWiFiのよくある質問

プリペイドWiFiとは?契約なし月額なしのポケット型WiFi

プリペイドWiFiを、一言でまとめると「端末を購入して、必要なデータ容量(ギガ)をチャージ(購入)して使うポケット型WiFi(クラウドSIM)」のことです。

毎月決まったデータ通信容量を使えるものではなく、必要に応じて必要なギガ数を補充して使うというものになっています。

例えば、毎月20GB使える契約のポケット型WiFiを契約していても、実際は5GBも使っていないという方には最適な選択肢となっています。

ただし、毎月の定額ではない分、1GBあたりの単価は月額型より割高に設定されているので、毎月ある程度のギガ数を使う方には向いていないポケット型WiFiでもあります。

契約するポケット型WiFiとチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)のどちらを選んだ方がお得かの計算は後ほど行なっていますので順にご覧ください。

ギガチャージはどうやってするの?

購入したチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)のチャージ専用サイトから、チャージしたいギガ数を選択して、端末のIMEI番号を入力して購入をするだけです。

チャージ画面のイメージ

契約なしWiFiのチャージ画面

ただ、チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)には、「契約なしWiFi」や「プリペイドWiFi東京」「リチャージWiFi」などいくつかあるので、どの会社のものを購入したのか?を覚えておく必要があります。

クラウドSIMとは?

クラウドSIM(クラウドWiFi)は、クラウドサーバー上に格納しているSIMカード情報を使用し、データー通信を行うポケット型WiFiの総称です。

通常、ポケット型WiFiは、端末に契約しているSIMカードを指し、そのSIMカードで通信可能な回線しか使えません。

クラウドSIMはあらゆるSIMカード情報にアクセスができる仕組みになっているため、ソフトバンク回線やドコモ回線、au回線や楽天回線といった様々なキャリアの回線を使うことができます。

利用する回線を選ぶことはできませんが、利用する場所に応じて最適なSIMにアクセスするので、圏外になる場所が非常に少ないのが特徴です。

プリペイドWiFiと他ポケット型WiFiの違い

ポケット型Wi-Fiというと、様々な種類があるので、基礎部分から簡潔に説明します。

まず、ポケット型Wi-Fiは、2つの属性に分けることができ、利用できる回線に違いがあります。

属性回線
買い切り型
(チャージ式)
・クラウドSIM
└WiFi東京プリペイド
└ネオチャージWiFi
└リチャージWiFi 等々
契約型・WiMAX(au)
・クラウドSIM
・ドコモ
・SoftBank
・楽天モバイル
クラウドSIMはドコモ・SoftBank・au・楽天モバイルの回線を使っていますが、格安SIMと同等性能のため分けています。

このように、買い切り型と契約型では、まず使っている回線が異なり、通信速度が大幅に異なります。

各ポケット型WiFiの通信速度の違い

通信速度の違いは、5G回線が使えるかどうか?だけでなく、4G回線であっても格安SIMのようにキャリアから卸しを受けたサブ回線かどうかで変わります。

メイン回線とサブ回線の違い

通信回線はどのキャリアも、帯域制限(速度制限のようなもの)が設けられており、パンクをしないようある程度制限をかけています。

メイン回線とサブ回線を例えるなら、速度100キロ制限の道路がメイン回線で、速度40キロ制限の道路がサブ回線のような扱いになっています。

メイン回線は、その回線を提供しているキャリアが利用しており、サブ回線は余った帯域をキャリアから借りて運営しているMVNO(格安SIM)などが利用しています。

そのため、メイン回線とサブ回線では通信速度に大きな差があるわけです。

回線種別5G対応通信速度
(下り)
ダウンロード側
WiMAX(au)メイン回線 平均170Mbps
クラウドSIMサブ回線部のみ対応平均20Mbps
docomoメイン回線 平均200Mbps
SoftBankメイン回線 平均100Mbps
楽天モバイルメイン回線 平均40Mbps
それぞれポケット型WiFiで利用した際の平均速度を記載しております。

このように5G対応のメイン回線のポケット型WiFiかどうかで、通信速度に大きな差があります。

そういった点で言えば、クラウドSIMやその技術を活用したチャージ式ポケット型Wi-Fiの通信速度は、ポケット型WiFiの中では最も遅いということになります。

ただ通信速度は、下り15Mbpほど出ていれば、高画質動画(4Kは難しい)でも視聴は問題ないので、一般的な使い方という点において問題はありません。

各ポケット型WiFiの料金の違い

速度の違いは料金の違いに大きく反映されます。

契約期間データ容量端末代月額
WiMAX(au)縛りなし無制限21,790円
(平均)
4,600円
(平均)
クラウドSIM
(契約型)
1~2年
一部縛りなしも
20~100GB0円
(レンタル)
1,900円
~
3,500円
クラウドSIM
(チャージ式)
契約不要都度チャージ20,000円なし
docomo縛りなし無制限36000円
~
70,000円
7,500円
SoftBank縛りなし50GB30,000円4,800円
楽天モバイル縛りなし無制限10,820円3,168円
(最大)

使いたいデータ通信量が多くなればなるほど、費用は高くなる傾向にありますが、逆に無制限に使いたいようなニーズのある人からすれば1GBあたりの単価を安く抑えることが可能です。

クラウドSIMのように最大100GBしか使えないものは、1GBあたりの単価は少し高めになっているものの、逆に少ない容量プランもあるので、必要分だけに絞れば安く済ませることも可能となっています。

各ポケット型Wi-Fiの通信エリアの違い

料金の違いは、通信エリアという部分でも大きく出てきます。

使える回線プラチナバンド
利用可否
WiMAX(au)WiMAX回線
au回線
通常時は使えない
オプション追加で使える
(月1100円増加)
クラウドSIM
(契約型)
au回線
docomo回線
SoftBank回線
一部楽天モバイル回線
使える
クラウドSIM
(チャージ式)
au回線
docomo回線
SoftBank回線
一部楽天モバイル回線
使える
docomodocomo回線使える
SoftBankSoftBank回線使える
楽天モバイル楽天モバイル回線
一部au回線
使える
プラチナバンドとは?

プラチナバンドは、低周波帯の電波を利用した、電波の届きにくいエリア(山間部や地下・ビルの間やトンネル内)でも届きやすい回線です。

この回線があるからこそ、ある程度の山の中やトンネル内でもスマートフォンが繋がります。

逆にプラチナバンドが使えないと、電波の届きにくいエリアでは圏外になるということです。

プラチナバンドを含む様々な回線の提供エリアは、各キャリアにより異なります。

プラチナバンドが使えるかどうかが、利用できるエリアの広さの基準となり、圏外になりにくく使えることを指しています。

WiMAXは、月額や端末代等は無制限の中では非常に安いですが、その分通常時はプラチナバンドしか通じてないエリアでは圏外になり、プラチナバンドを利用する場合は有料オプションを使う必要があるという仕組みとなっています。

対照的にクラウドSIMは、通信速度は劣るものの、各キャリアのプラチナバンド回線を利用することができるため、非常に広いエリアで利用することが可能だけど、使えるデータ容量には限りがあるということになります。

結局のところ、どのポケット型Wi-Fiにするかは、利用したいデータ通信量を踏まえて、通信速度や料金とのバランスで決めれば良いということです。

プリペイドWiFiのデメリット・注意点

チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、便利なもののように感じる反面、いくつかのデメリットも確実にあります。

デメリット
  • 初期費用が高い
  • データ通信容量は有効期限がある
  • 毎月20GB以上使うなら割高
  • 通信速度が遅い場合がある

それぞれ詳しく解説します。

初期費用が高い

チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、初めに端末の購入が必要で、初期費用が高額になりやすいです。

ギガ付き端末の費用例

各サービス端末代
(100GB付き)
契約なしWiFi29,980円
WiFi東京プリペイド21,380円
リチャージWiFi25,980円

このように、チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、初回に端末代の購入が必要になるので、100GB使えるとはいえ、初回費用は割高になってしまいます。

月20GBの契約するポケット型WiFiの場合は、月額料金(2000円程)と事務手数料(3,300円)だけで済むので、初回費用は安いですが、月額料金が契約期間中はずっとかかってしまいます。

データ通信容量は有効期限がある

どのチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)でも、365日の有効期限があります。

この有効期限は、初回購入時についているギガにもあり、またチャージするギガにもついているので、あまりにデータ使用量が少ない場合、有効期限切れで無駄にしてしまう恐れはあります。

計画的に有効期限内に使い切れる分だけ、ギガチャージすることが大切です。

毎月20GB以上使うなら割高

チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)は、毎月20GB使うかどうかを境割高になります。

全く同じ通信品質のクラウドSIMと、1年間のデータ通信量を踏まえて料金の差を算出してみました。

1年間の
データ通信量
WiFi東京プリペイド
チャージ式ポケット型WiFi
(プリペイドWiFi)
クラウドSIM
60GB
(月5GB)
総額22,440円
初回50GB+30GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
120GB
(月10GB)
総額24,570円
初回100GB+30GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
180GB
(月15GB)
総額28,310円
初回100GB+100GBチャージ
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
240GB
(月20GB)
総額35,240円
初回100GB+100GBチャージ×2
総額30,756円
AiR-WiFi20GBプラン
300GB
(月25GB)
総額35,240円
初回100GB+100GBチャージ×2
総額36,036円
それがだいじWiFi30GBプラン
360GB
(月30GB)
総額42,170円
初回100GB+100GBチャージ×3
総額36,036円
それがだいじWiFi30GBプラン
420GB
(月35GB)
総額49,100円
初回100GB+100GBチャージ×4
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
480GB
(月40GB)
総額49,100円
初回100GB+100GBチャージ×4
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
600GB
(月50GB)
総額56,030円
初回100GB+100GBチャージ×5
総額39,060円
Chat WiFi50GBプラン
最もお得な各業者をベースに算出しました。
クラウドSIMは、縛りなしプランの想定で、事務手数料も含めています。
プリペイドWiFiはピッタリではなく、現実的にチャージするであろう容量を選んでいます。

このように、データ通信量が月15GB以上の場合、ほぼクラウドSIMの低容量プランを契約する方が安く利用できることになります。

特に月間30GBを超えたあたりからものすごく割高になってくるので、20GB以上使う場合においては月間契約をした方がお得なのは間違い無いでしょう。

今回、WiFi東京プリペイドという、最もコスパの高いチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)で計算していますが、他社のチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)であれば更に高額になってしまいます。

通信速度は他サービスより遅い

チャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)はクラウドSIMなので、通信速度は他サービスより遅いです。

代表的なポケット型WiFiとクラウドSIMの平均通信速度を見ていただくとわかる通り、クラウドSIMは他のポケット型WiFiより通信速度は遅いです。

クラウドSIM
(AiR WiFi)
WiMAX
(BIGLOBE)
ドコモ
(eximo)
平均下り速度44.9Mbps218.58Mbps340.71Mbps
平均上り速度16.03Mbps32.79Mbps23.54Mbps

WiMAXとドコモは光回線並みの通信速度ですが、クラウドSIMは最大44.9Mbpsという中速です。

普段使いでは十分な速度は出ていると言えますが、どうしても混雑する時間帯は遅くなることがあるので、メインWiFiとしての利用には向いてないかもしれません。

クラウドサーバーに入っているSIMは、あくまでも格安SIMと同等のものなので、キャリアのメイン回線より遅くなってしまうのは仕方がないとも言えます。

プリペイドWiFiのメリット・利点

プリペイドWiFiは、使い方によっては非常に便利なもので、メリットはたくさんあります。

メリット
  • 契約や解約の手続きの手間が一切ない
  • 月額料金は一切かからない
  • 必要な分だけチャージできるから経済的
  • 急な出張や入院時で契約不要で使いやすい
  • 端末の返却は一切不要
  • 海外でも使用できる

それぞれ詳しく解説します。

契約や解約の手続きの手間が一切ない

プリペイドWiFiは、端末を購入してチャージするだけなので、契約不要です。

契約不要なため、不要になった際の面倒な解約手続きも一切なく、解約時にかかる費用負担なども一切ないので、利用しなくなった時にラクです。

月額料金は一切かからない

プリペイドWiFiは契約不要なので、プランに応じた月額を払う必要はありません。

使っていない時にかかる月額費用ほど無駄なものはないので、使わない月がある人には最適です。

必要な分だけチャージできるから経済的

プリペイドWiFiは、自分が1年間で使うデータ通信量をある程度見越して、チャージして置けるので無駄がありません。

契約タイプのように、20GBプランで契約したものの、月5~10GBしか使っていないという方にとっては非常に経済的です。

急な出張や入院時で契約不要で使いやすい

プリペイドWiFiは、チャージすればいつでも利用できるので、いつもは使ってないけど急な出張や入院等で利用したい時に、チャージするだけなので手軽に利用できます。

契約タイプだと、申し込みから端末到着まで数日を要するため、どうしても時間が取りにくい人にとって利便性が高いサービスといえます。

端末の返却は一切不要

契約タイプのポケット型WiFiは、解約時に端末返却が必要ですが、プリペイドWiFiは購入している端末なので返却不要です。

解約時の手間のようなものは一切かかりません。

海外でも使用できる

プリペイドWiFiの多くのサービスは、利用したい国のデータ通信量をチャージするだけで海外でも使えます。

ただし、海外WiFiのレンタルサービスよりは割高になってしまうので、数日間の利用があるなら海外WiFiのレンタルを推奨します。

プリペイドWiFiは誰におすすめ?使うべきではない人は?

どんな人なら使い勝手が良く、どんな人が使わない方が良いのか?をシンプルにしました。

おすすめできる人
  • 月20GB以内しか利用しない人
  • 毎月そんなに使わない&使わない月がある人
  • 山間部などに持って行く人
  • 車用WiFiとして利用したい人
利用するべきではない人
  • 月20GB以上使う人
  • 安定した通信速度を求める人
  • 動画視聴用として利用する人
  • ビジネスで使用検討している企業

基本的に、プリペイドWiFiは、一般的なWiFiユーザーの中でも非常にライトな使い方をされる方にしか推奨できないポケット型WiFiです。

またビジネス利用に向いてない理由は、ギガがなくなった時のチャージを誰がするのか?いつする必要があるのか?といった手間が発生するため、忙しい中でこのような業務が増えることを考えると、会社での利用は避けるべきです。

20GB以上使う方は、ビジネス利用の方は以下からお探しいただくことを推奨します。

関連記事
クラウドSIM自体の特徴や容量別・縛り有無で比較を行い、おすすめのクラウドSIMを紹介。失敗しない選び方も紹介しています。

プリペイドWiFiの失敗しない選び方

プリペイドWiFiの、具体的な選び方は次のとおりです。

選ぶ時のステップ
  1. 各社の料金を比較する
  2. 最新端末を選ぶ
  3. 希望の支払い方法があるか確認する

それぞれわかりやすくお伝えします。

STEP1 各社の料金を比較する

プリペイドWiFiは、端末代やギガチャージ代の料金が各社異なります。

端末は安いけど、チャージ代が高いところを選んだ場合、3ヶ月に1度のチャージを繰り返すうちに、結局割高になってしまう可能性があります。

そのため、実際に利用するギガを想定し、チャージも踏まえた現実的な料金で比較することが重要です。

STEP2 最新端末を選ぶ

プリペイドWiFiは、5機種以上あり、各社取り扱っている機種が異なります。

機種によって使い勝手が変わるので、できる限り最新機種を利用するのが望ましいです。

機種によって変わること
  • 電波の強さ
  • 通信速度
  • 電源が入ってから繋がるまでの時間
  • 利用ギガ数の確認のしやすさ
  • デザイン
  • 持ち運びやすさ

特に使用感に影響ができるのが上から4つであり、通信速度が遅く、使い勝手の悪い端末を選んでも良い買い物をしたとは感じないことでしょう。

プリペイドWiFiの機種スペック比較を見る

STEP3 希望の支払い方法があるか確認する

プリペイドWiFiは、様々な支払い方法がご用意されています。

例えば、クレジットカード払い、コンビニ払い、PayPay払いなどがあり、契約ではないので必要なギガをチャージする時でもECサイトで購入するような支払い方法となっています。

そのため、自分の使い方に合った支払い方法があるか?も十分検討に必要な情報と言えます。

それでは実際に、自分にぴったりのチャージ式ポケット型WiFi(プリペイドWiFi)を探すための比較をご覧ください。

プリペイドWiFi各社の料金比較

プリペイドWiFiの料金比較では、端末代だけでなくチャージ料金の比較も必要なので、毎月何GB使う想定なのか?をベースに比較しました。

月20GB以上使うようなユーザーには向いていないので、月20GBを上限として、2年間使う場合の総合コストと初期費用がわかるように比較を行っています。

年間30GB(月2.5GB想定)での料金比較

1年30GB、2年で60GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
30GB想定
総額
(2年利用時)
60GB想定
チャージ費用
(10GB)
チャージ費用
(30GB)
契約なしWiFi22,980円
(10GB込)
26,760円30,540円1,980円3,780円
WiFi東京プリペイド18,150円
(30GB込)
18,150円21,340円1,980円3,190円
リチャージWiFi23,980円
(30GB込)
23,980円27,960円2,480円3,980円
ネオチャージWiFi20,355円
(30GB込)
ST01の場合
20,355円24,135円1,980円3,780円
ギガセットWiFi22,580円
(30GB込)
22,580円26,560円1,980円3,980円
インスタントWi-Fi21,380円
(30GB込)
21,380円24,960円1,980円3,580円

年間30GB程の利用ペースの場合、WiFi東京プリペイドが圧倒的に安いです。

年間50GB(月4.1GB想定)での料金比較

1年50GB、2年で100GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
50GB想定
総額
(2年利用時)
100GB想定
チャージ費用
(30GB)
チャージ費用
(50GB)
契約なしWiFi22,980円
(10GB込)
28,460円32,240円3,780円5,480円
(60GB)
WiFi東京プリペイド19,250円
(50GB込)
19,250円23,870円3,190円4,620円
リチャージWiFi24,980円
(50GB込)
24,980円29,960円3,980円4,980円
ネオチャージWiFi22,055円
(50GB込)
ST01の場合
22,055円27,535円3,780円5,480円
(60GB)
ギガセットWiFi23,580円
(50GB込)
23,580円28,560円3,980円4,980円
インスタントWi-Fi21,380円
(30GB込)
24,960円29,740円3,580円4,780円

年間50GB程の利用ペースの場合でも、WiFi東京プリペイドが圧倒的に安いです。

年間100GB(月8GB想定)での料金比較

1年100GB、2年で200GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。また、端末についているギガは利用期限が365日となっています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
100GB想定
総額
(2年利用時)
200GB想定
チャージ費用
(50GB)
チャージ費用
(100GB)
契約なしWiFi29,980円
(100GB込)
29,980円36,960円5,480円
(60GB)
6,980円
WiFi東京プリペイド21,380円
(100GB込)
21,380円28,310円4,620円6,930円
リチャージWiFi25,980円
(100GB込)
25,980円32,960円4,980円6,980円
ネオチャージWiFi22,083円
(100GB込)
22,083円29,063円5,480円
(60GB)
6,980円
ギガセットWiFi25,980円
(100GB込)
25,980円32,460円4,980円6,480円
インスタントWi-Fi23,980円
(100GB込)
23,980円30,460円4,780円6,480円

年間100GB程の利用ペースの場合でも、WiFi東京プリペイドが圧倒的に安いです。

ただし、国内通信しかできず、少しスペックの低い機種を選ぶ場合は、ネオチャージWiFiやリチャージWiFiの方が1000円ほど安いものもあります。ただし速度が出にくい機種になるので、最も安定した使い方のできる機種の料金をベースにしています。

年間150GB(月12GB想定)での料金比較

1年150GB、2年で300GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。また、端末についているギガは利用期限が365日となっています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
150GB想定
総額
(2年利用時)
300GB想定
チャージ費用
(50GB)
チャージ費用
(100GB)
契約なしWiFi29,980円
(100GB込)
36,960円42,440円5,480円
(60GB)
6,980円
WiFi東京プリペイド21,380円
(100GB込)
28,310円32,930円4,620円6,930円
リチャージWiFi25,980円
(100GB込)
32,960円37,940円4,980円6,980円
ネオチャージWiFi22,083円
(100GB込)
29,063円34,543円5,480円
(60GB)
6,980円
ギガセットWiFi25,980円
(100GB込)
32,460円37,440円4,980円6,480円
インスタントWi-Fi23,980円
(100GB込)
30,460円35,240円4,780円6,480円
※初年度に100GB追加し、2年目の途中で50GB追加する想定にしています。

年間150GB程の利用ペースの場合でも、WiFi東京プリペイドが圧倒的に安いです。

ただし、国内通信しかできず、少しスペックの低い機種を選ぶ場合は、ネオチャージWiFiやリチャージWiFiの方が1000円ほど安いものもあります。ただし速度が出にくい機種になるので、最も安定した使い方のできる機種の料金をベースにしています。

年間200GB(月16GB想定)での料金比較

1年200GB、2年で400GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。また、端末についているギガは利用期限が365日となっています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
200GB想定
総額
(2年利用時)
400GB想定
チャージ費用
(10GB)
チャージ費用
(30GB)
チャージ費用
(50GB)
チャージ費用
(100GB)
契約なしWiFi29,980円
(100GB込)
36,960円50,920円1,980円3,780円5,480円
(60GB)
6,980円
WiFi東京プリペイド21,380円
(100GB込)
28,310円42,170円1,980円3,190円4,620円6,930円
リチャージWiFi25,980円
(100GB込)
32,960円46,920円2,480円3,980円4,980円6,980円
ネオチャージWiFi22,083円
(100GB込)
29,063円43,023円1,980円3,780円5,480円
(60GB)
6,980円
ギガセットWiFi25,980円
(100GB込)
32,460円45,420円1,980円3,980円4,980円6,480円
インスタントWi-Fi23,980円
(100GB込)
30,460円43,420円1,980円3,580円4,780円6,480円
※初年度に更に100GB追加し、2年目も2回100GB追加する想定にしています。

年間200GB程の利用ペースの場合でも、WiFi東京プリペイドが圧倒的に安いです。

ただし、国内通信しかできず、少しスペックの低い機種を選ぶ場合は、ネオチャージWiFiやリチャージWiFiの方が1000円ほど安いものもあります。ただし速度が出にくい機種になるので、最も安定した使い方のできる機種の料金をベースにしています。

年間250GB(月20GB想定)での料金比較

1年250GB、2年で500GB利用を想定した料金比較表です。

端末代はデータ込みになっているものがほとんどなので、利用データ容量に合わせて、必要最低限で済むような商品を選択しています。また、端末についているギガは利用期限が365日となっています。

各社端末代
(初期費用)
総額
(1年利用時)
250GB想定
総額
(2年利用時)
500GB想定
チャージ費用
(10GB)
チャージ費用
(30GB)
チャージ費用
(50GB)
チャージ費用
(100GB)
契約なしWiFi29,980円
(100GB込)
43,940円57,900円1,980円3,780円5,480円
(60GB)
6,980円
WiFi東京プリペイド21,380円
(100GB込)
35,240円49,100円1,980円3,190円4,620円6,930円
リチャージWiFi25,980円
(100GB込)
39,940円53,900円2,480円3,980円4,980円6,980円
ネオチャージWiFi22,083円
(100GB込)
36,043円50,003円1,980円3,780円5,480円
(60GB)
6,980円
ギガセットWiFi25,980円
(100GB込)
38,940円51,900円1,980円3,980円4,980円6,480円
インスタントWi-Fi23,980円
(100GB込)
36,940円49,900円1,980円3,580円4,780円6,480円
※初年度に2回100GB追加し、2年目も2回100GB追加する想定にしています。

年間250GB(月20GB)程の利用ペースの場合でも、WiFi東京プリペイドが安いです。

国内通信しかできず、少しスペックの低い機種を選ぶ場合は、ネオチャージWiFiやリチャージWiFiの方が1000円ほど安いものもあります。ただし速度が出にくい機種なので、最も安定した使い方のできる機種の料金をベースで算出しています。

料金比較のまとめ

どのデータ容量の使い方でも、WiFi東京プリペイドが安いのは間違いありません。

そのため、料金比較の結果では、WiFi東京プリペイド一択で考えても良いでしょう。

ここで結論を出す方は、WiFi東京プリペイドの公式サイトをご覧ください。

プリペイドWiFi各社の取り扱い端末(機種)のスペックを比較

各社取り扱っている端末が違い、複数種類の機種を扱っている業者もありますので、代表的な端末に絞って各社の機種スペックを紹介します。

代表的な機種
  • AiR-1
  • Macaroon SE
    (FREEBOT SE01)
  • MR1
  • NA01
  • T8

様々な機種がある中で、この5つの機種が代表的かつメインどころです。
これ以外の機種は、あまり使い勝手が良くないので推奨はできません。

その中で、最も推奨できるのが、AiR-1とNA01と2機種です。

理由は、内蔵アンテナの受信感度が他機種より強いため、通信速度の安定性が良いからです。

実際にスペックの比較をご覧ください。

機種タッチパネル通信速度
(体感)
通信速度
(スペック)
バッテリ
(連続使用)
取扱業者
AiR-1
AIR-1
下り150Mbps
上り50Mbps
17時間・WiFi東京プリペイド
NA01
NA01
下り150Mbps
上り50Mbps
12時間・契約なしWiFi
・サムライチャージWiFi
Macaroon SE01
FREEBOT SE01
Macaroon SE
下り150Mbps
上り50Mbps
16時間・リチャージWiFi
・ネオチャージWiFi
MR1
NA01
下り150Mbps
上り50Mbps
12時間・リチャージWiFi
・ギガセットWiFi
T8
T8
下り150Mbps
上り50Mbps
15時間・リチャージWiFi
・インスタントWiFi

実のところ、商品上の公開されているスペック自体、どの機種もそこまで差はありません。

ただし使用感に大きな差が出るのが「タッチパネル液晶の有無」「体感速度」「バッテリー持ち」の3点です。

現行の最新機種であるAiR-1は、タッチパネルがついているだけでなく、バッテリー持ちもよく、体感速度も他機種より高めとなっています。

元々AiR-1は、クラウドSIM技術を開発したucloudlink社が製造している機種なので、他の機種よりも高い安定性を誇っているように感じます。

プリペイドWiFiのおすすめ3選|料金やスペックのバランス順

それではここから、料金や機種等の比較などを踏まえ、おすすめできるチャージ式ポケット型WiFを3つに絞ってご紹介します。

1位:東京プリペイドWiFi

評価の高いAiR-1が使える
ダントツのコスパが良い

WiFi東京プリペイド
評価
端末代の安さ安い
15,400円
チャージの安さ普通
他と差はない
端末スペック高い
AiR-1
チャージのしやすさ最もしやすい
会員画面からすぐできる
サポート体制良好
電話サポートも有り

チャージ式ポケット型WiFiとしては、後発組ではあるものの、今までのクラウドWiFiの運営経験などを踏まえて、ユーザーが利用しやすい料金形態を追求されています。

その結果、買いやすく利用しやすい、今選ぶならどんなシーンの利用でも、最も正解だと思えるチャージ式ポケット型WiFiとなっています。

安いだけじゃなく、使いやすい
WiFi東京プリペイドの公式サイトへ
公式サイトにリンクしています。

2位:契約なしWiFi

NA01が使える
コスパは2番手だけど使い勝手は良い

契約なしWiFi
評価
端末代の安さ少し高め
22,980円~
チャージの安さ普通
他と差はない
端末スペック高い
NA01
チャージのしやすさ少しだけ手間
IMEI番号の入力が必要
サポート体制良好
メール対応は早い

当社が運営するリチャージ式ポケット型WiFiの「契約なしWiFi」です。

今まで、Chat WiFiなどのあらゆるポケット型WiFiを販売してきた経験から、販売をスタートさせたところ、YoutubeやWEBなどで取り上げていただくことがあり、端末スペックの高さで選ばれています。

今のところ電話サポートはありませんが、メールサポートの返信は早めを意識しており、利用者からの評価は悪くないことを自負しております。

端末スペックが良い
契約なしWiFiの購入サイトへ
公式サイトにリンクしています。

3位:リチャージWiFi

プリペイドWiFiの立役者
知名度は高く、中古端末の取り扱いもあり

リチャージWiFi
評価
端末代の安さ安い
8000円台から

※ただし中古になります。
チャージの安さ普通
他と差はない
端末スペック普通
高い機種も低い機種もある
チャージのしやすさしやすい
会員画面からすぐできる
サポート体制良好
電話やLINEでも可能

プリペイドWiFi人気を作ったのは、まさにリチャージWiFi。

先発組として市場を開拓してきた強さがあり、中古端末などの取り扱いもあるので、初期費用を抑えたいという方に選ばれています。

ただ3位の理由は、最もスペックの良いAiR-1の取り扱いがないことや、次ぐスペックの高いNA01でもあまり安くないことが理由となっています。

現状、中古端末ではなく新品端末で安定した使い方をしたいなら、やはり「WiFi東京プリペイド」か「契約なしWiFi」で良いかと思います。

中古端末なら安い
リチャージWiFiの公式サイトへ
公式サイトにリンクしています。

プリペイドWiFiのよくある質問

Q
使用データ通信量の確認方法は?
Q
プリペイドWiFiの速度が遅い時はどうすれば良い?
Q
購入方法は何がある?
Q
宅配ボックスへの配送は可能?
Q
購入した業者とは別の業者でチャージはできる?
Q
どこで購入したかわからない、どうすれば良い?