Speed Wi-Fi HOME 5G L13の評判とスペックは?L12やL11との違いまで

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Speed Wi-Fi HOME 5G L13の評判とスペックは?L12やL11との違いまで

WiMAX5Gの3台目となるホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」が6月1日から発売開始となるが、スペックはどうなのか?また契約はおすすめできるのか?

この機種の旧機種である「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」や「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」とどっちがいいのか?など、あらゆる疑問があるかと思います。

ただ結論からお伝えすると、スペック自体は良くなっているものの実際の体感速度は変わらないことは明確であり、月額料金や端末代金がかなり高くなってしまうので、現段階で選ぶことは推奨できないです。

なぜなら、WiMAXの人気おすすめプロバイダ3社でも、プランが変わり料金が上がる影響から、6月から販売開始せずにお得なL11やL12の在庫を出し切ってから、取扱端末変更およびプラン変更をする算段で動いているようです。変更タイミングはおそらく7月以降になる見込みです。

こういった背景から、Speed Wi-Fi HOME 5G L13を選ぶと、現段階ではたった2年間で3万円以上高くついてしまうことが明確なので、どうしても新機種を使いたい方以外は選ぶべきではないタイミングです。

ここからは、Speed Wi-Fi HOME 5G L13に興味がある方のために、2016年からWiMAX全ての機種を使ってきて、あらゆるメーカー独自の特性等をふまえて評価してきたプロが、徹底的にお伝えします。

この記事の監修者
瀬戸根(セト・せっちゃん)

瀬戸根 弘宜
ネット回線アドバイザー,WiMAXマスター

神戸新聞社が認めるネット回線アドバイザーであり株式会社LIFEFiTの代表取締役。利用ユーザーのことを第一に考えた、本来あるべきインターネット回線の選び方を提唱。
監修者プロフィール(マイベストプロ)

Speed Wi-Fi HOME 5G L13とL12・L11との比較はこちら

この記事の目次

Speed Wi-Fi HOME5G L13のスペック

Speed Wi-Fi HOME 5G L13
項目詳細
製品名Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02
発売日2023年6月1日
メーカーZTE Corporation
対応回線au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE
WiMAX 2+
速度下り最大4.2Gbps
上り最大286Mbps
サイズW100×H207×D100mm
重量635g
有線ポート有線LAN2つ
WiFi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
※Wi-Fi6の4ストリーム対応
同時接続台数34台
有線LAN2台
WiFi32台
WiFiセキュリティーWPA3
※最新規格
SIM(UIM)au Nano IC Card 05 U
対応プランギガ放題プラスS
(5G SA専用プラン)
Speed Wi-Fi HOME 5G L12のスペック表

旧機種のWiMAX 5Gホームルーターより、スペック上の通信速度は約160%向上(下り速度1.5Gbp向上、上り速度103Mbps向上)しています。

今まで最速だったドコモのホームルーター「home5G HR02」より速くなっており、マンションタイプの光回線の規格上の速度より速い数値となっています。

瀬戸根

家はマンションタイプの光回線(VDSL方式)を引いていて、夜遅いことがよくあるのですが、そんな時は大抵WiMAXのほうが速いです。

今までのWiMAX5Gホームルーターで一番のスペックに仕上がっているので、利用できるようになるのが楽しみで仕方ありません。

Speed Wi-Fi HOME5G L13の特徴

  • 工事不要で最短当日から利用できる
  • ホームルーターで最も通信速度が速い(2023年6月1日時点)
  • 最新セキュリティー技術WPA3で安心
  • 最新WiFi6(IEEE802.11ax)で旧機種の2倍WiFi通信が速い
  • 有線LANも2.5GBASE-Tで超高速
  • 5G SA(スタンドアローン)対応で高速・低遅延が見込める
  • 契約住所以外でも利用できる(WiMAXだけ)
  • 安定感で人気だったSpeed Wi-Fi HOME 5G L11の後継モデル

特徴1:工事不要で最短当日から利用できる

WiMAXホームルーターはSpeed Wi-Fi HOME5G L13だけに限らずどの機種でも、工事不要でコンセントにつないで電源を入れるだけでWiFi通信が出来ます。

工事予約してから工事完了まで、2週間~1ヶ月ほどの期間を待つ必要もなく高速通信が使えるようになるので、便利かつ手軽にWiFi環境を設置できます。

特徴2:全ホームルーターの中で最も通信速度が速い

L11で使える回線

HOME 5G L13は、WiMAX2+回線・au4GLTE回線・au 5G回線の3つを同時に使って通信でき、3つ全てまとめた場合の理論上の速度は下り4.2Gbpsとなっています。

しかし、そもそも4.2GHzというのは理論上の数字であって、この通信速度は基本的に出ないです。また、そもそもWi-Fi通信時は2402Mbps(1.2Gbps)が最大なので、2.4Gbps以上での通信は不可能です。

そうはいっても、5Gエリア外でもWiMAX2+(4G回線)とau4GLTEをまとめて通信でき、過去のWiMAX5Gホームルーター(L11やL12)と比べて、スペック上の速度が上がっているので実測値も速くなっていることはほぼ確実でしょう。

※L11やL12はまだ販売されていますが、製造終了しているため、在庫限りとなっています。

特徴3:最新セキュリティー技術WPA3で安心

WiFiセキュリティーのWPA3のイメージ

旧機種のSpeed Wi-Fi HOME 5G L11から、WiFi通信の暗号化方式にWPA3(最新規格)が採用され、Speed Wi-Fi HOME5G L13でもWPA3は採用されています。

WiFiの暗号化技術というのは、通信内容を暗号化技術であり、通信内容を外部から除けなくしてくれるので、WiFi通信上のセキュリティー面で非常に大切な機能です。

例えば、楽天やAmazonなどのECサイトで買い物をする際、クレジットカード情報をWiFiで送信していますが、通信内容を覗かれてクレジットカード情報が漏れると大変ですよね。

今までは、WEPやWPA2というセキュリティー方式でしたが、徐々に暗号解読できる技術が普及してきたことにより、WPA2でも完璧に安全とは言えなくなりました。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13ではWPA3が採用されているため、WiFi通信時の情報漏洩リスクが大幅に削減できるのは大きな特徴です。

特徴4:最新WiFi6(IEEE802.11ax)で旧機種の2倍WiFi通信が速い

Speed Wi-Fi HOME 5G L13のWi-Fi規格(WiFi6)

Speed Wi-Fi HOME5G L13は、最新・最速のWiFi規格であるWi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しておりWi-Fi通信時の最大通信速度が2402Mbps(2.4Gbps)となっています。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12も同じWiFi6に対応でしたが、最大通信速度は1201Mbpsだったので、純粋に2倍の通信速度キャパがあるというわけです。

11axという規格は、11acよりも2段階先(11adというものが次規格)であり、一度に送受信できる情報量が1つ規格が上がるだけで数倍に膨れ上がるため、従来のホームルーターより端末側の性能が上がっています。

最新のWiFi規格が採用され、さらに最大速度自体も向上しているということは、従来型より更に高い情報処理能力を持っている端末だということです。簡単に言えば、端末の数字上のスペック以外に、情報処理速度も向上しているので、体感速度も向上しています。

特徴5:有線LANも2.5GBASE-Tで超高速

Speed Wi-Fi HOME 5G L13のLAN規格

Speed Wi-Fi HOME 5G L13には、有線接続ができるLANポートが2つ分あり、そのLANポートは最大2.5Gbpsの通信速度に対応しています。

これは、光回線などで利用する無線LANルーターの有線LANポートと同等スペックなので、入ってくる電波次第で光回線並みの通信速度ができるというわけです。

特徴6:5G SA(スタンドアローン)対応で高速・低遅延が見込める

5G SAのイメージ

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、5G SA(スタンドアローン)に初めて対応したホームルーターです。

5G SA(スタンドアローン)というのは、5G通信専用設備を使用して通信を行うネットワーク提供技術のことです。

従来までの5G回線は、実は4G回線での通信と同じ処理設備を使用しており、5G回線につながっていても処理速度は4G回線と同じレベルだったので、そこまで大幅な速度向上を体感できませんでした。

5G SA(スタンドアローン)が利用できると、4G回線設備よりも大幅に処理速度が向上した5G Core設備を使用するので、通信をする際の遅延が軽減され、一度に通信できる容量も膨大に増えます。

旧タイプのPCか、最新タイプのハイスペックPCならどっちが動作が軽快なのか?と同じ違いがあるわけです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13で5G SAを使用するには、ZTE linkというアプリ(apple / android)をスマホにダウンロードして、「5Gスタンドアローン」をONにする必要があります。

※5G SAはまだ一部地域でのみ利用できますが、今後徐々に広がっていきます。

特徴7:契約住所以外でも利用できる

WiMAXホームルーターはSpeed Wi-Fi HOME 5G L12以外でも、契約住所以外でも利用できるので、実家に帰る時に持っていったり、旅先に持っていくことも可能です。

よくホテルのWiFiが遅かったりすることもありますが、そんな時でもSpeed Wi-Fi HOME5G L12を持っていっていれば、エリア内なら安心して利用できます。

ちなみにホームルーターを持ち運べるのはWiMAXの特権で、「ソフトバンクエアー」や「ドコモのHOME 5G HR01」は契約住所以外では使えません。

特徴8:安定感で人気だったSpeed Wi-Fi HOME 5G L11の後継モデル

Speed Wi-Fi HOME 5G L13はZTEが製造しており、Speed Wi-Fi HOME 5G L11の後継モデルに位置しています。

ここで大切なのが、WiMAXの5GホームルーターはZTE製(L11)とNEC製(L12)がありましたが、L12は動作挙動の不安定さが度々問題になっており、電波もなぜかL11より入りにくいと言われていました。

明らかにZTEの方が内部スペックが高いことが明確で、詳しい方であればあるほどL11を選んでいたという背景があります。

そんなZTEが出したハイスペックホームルーターなので、安定感もさることながら通信速度も向上しているというのは、大きな特徴でしょう。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13と旧ホームルーター機種L11とL12の違い

スクロールできます
L13L12L11
イメージSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L11
通信速度
(最大)
下り4.2Gbps
上り286Mbps
下り2.7Gbps
上り183Mbps
下り2.7Gbps
上り183Mbps
サイズW100×H207×D100mmW101×H179×D99mmW70×H182×D124mm
重量635g446g599g
WiFi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
※最新Wi-Fi6に対応
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
※Wi-Fi6に対応
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
※Wi-Fi6に対応
WiFi暗号化方式WPA/WPA2-PSK(AES)
&
WPA3
WPA/WPA2-PSK(AES)
&
WPA3
WPA/WPA2-PSK(AES)
&
WPA3
同時接続台数
(WiFi接続時)
最大32台最大40台最大30台
有線ポート有線LAN2つ有線LAN2つ有線LAN2つ
端末代※UQ:未公開
au:48,600円
21780円
(基本無料)
21780円
(基本無料)
※端末代はUQ WiMAXをベースにして比較。人気プロバイダは無料です。
HOME02とは利用できるプランも違う
HOME 5G L13HOME 5G L12
HOME 5G L11
対応プランギガ放題プラスS
(WiMAX+5G)
ギガ放題プラス
(WiMAX+5G)
データ通信制限
(スタンダードモード)
無制限
(3日制限なし)
無制限
(3日制限なし)
データ通信制限
(プラスエリアモード)
30GB15GB
利用回線※au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE

WiMAX 2+
au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE

WiMAX 2+
月額料金4,268円
(14ヶ月目以降4818円)
4,268円
(25ヶ月目以降4818円)
UQ WiMAXをベースにして比較(他プロバイダはもう少し安い)
※利用回線はデフォルト設定時に利用できる回線を記載しています。
(スタンダードモード・ハイスピードモード)

このSpeed WiFi HOME 5G L13は、同じWiMAX5GホームルーターのL11~L12と、加入できるプランが変わってしまいます。

通信速度は下り・上りともに1.6倍速い

スペック上の通信速度は、同じ5GホームルーターのL12とL11より、1.6倍も向上しています。

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L13L12L11
イメージSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L11
通信速度
(最大)
下り4.2Gbps
上り286Mbps
下り2.7Gbps
上り183Mbps
下り2.7Gbps
上り183Mbps

旧機種からすると、スペック上の速度は1.6倍向上していますが、5G SAにより実際の通信速度はさらに向上しているでしょう。

5G sub6回線の提供エリアであれば、5G SA提供の可能性も高いため、大幅な速度向上を体験することになるでしょう。

Wi-Fi6対応でセキュリティー向上&WiFi通信時の速度向上

Wi-Fi6は最新のWi-Fi規格であり、Wi-Fi通信時の最大通信速度自体が従来より向上していますが、Speed Wi-Fi HOME 5G L13は更に2倍向上しています。

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L13L12L11
イメージSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L11
WiFi規格WiFi6WiFi6WiFi6
WiFi接続時
最大速度
2,402Mbps1,201Mbps1,201Mbps

Wi-Fi規格が変われば、Wi-Fi間での通信におけるルーター側の負荷も変わり、通信ロス自体も減少する傾向にあり、結果的に通信品質も向上します。

また、Wi-Fi6に対応しているルーターでは、WPA3というWi-Fi通信のセキュリティーとして暗号化方式の改良によって安全性も高まっています。

同時接続台数は減少

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は同時接続台数32台(WiFi接続時)と、Speed Wi-Fi HOME 5G L12より8台減少しました。

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L13L12L11
イメージSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L11
同時接続台数最大32台最大40台最大30台

ただ、そもそもホームルーターは光回線用の無線LANルーターより処理スペックが低いので、5~10台以上同時接続すると、遅くなりやすいので、必要最低限で済ませるのが理想です。

室内での電波強度が変わらず大幅強化!au 4G LTE使えるのが大きい

Speed WiFi HOME 5G L13のギガ放題プラスSは、Speed Wi-Fi HOME 5G L11やL12同様に5G回線と4G回線が利用できます。

どちらのプランも、au 4G LTEがデフォルトで使えるようになったことで、室内での電波強度から通信速度などの通信環境が更に前のWiMAX2+とは桁違いに強化されました。

上:Speed Wi-Fi HOME 5G L13の室内での電波の状態
下:旧プランのWiMAX2+の室内での電波の状態

HOME 5G L11~L12からデフォルト(スタンダードモード)で使えるようになったau 4G LTEは、auスマホでの主要回線となる2GHz帯の「高速ワイドレンジ型回線」と呼ばれるものです。

基地局がたくさんあるので、回線キャパ容量も多く通信速度が安定して出せる特徴を持っています。

逆に、旧WiMAX2+プランのHOME02は、デフォルト時だとWiMAX2+回線のみしか使えず、WiMAX2+回線は障害物に弱い特性をもっており、エリア内であっても室内だと弱くなったり圏外になるという状況がよくありました。

単純な話、HOME 5G L13もL12やL11と同様で、旧プランのHOME02(WiMAX2+)より室内に入ってくる電波量が多いということです。

結果的に、WiMAXの通信エリアは大きく変わらなくても電波が強化され、WiMAX2+で1段階電波が弱くなっていた場所でもシッカリと電波が入るようになったわけです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の旧機種(L12/L11)より劣るポイント
  • サイズの高さが2.8cm大きくなった
  • 端末代が高くなった(※UQ WiMAX選択時)
  • 月額料金が少し高くなった

サイズや重量に関しては、内蔵アンテナと処理能力を向上させうために大きくなり、速度が上がる=処理速度が必要になったことで排熱処理も多少必要になったことは明確です。

ただ、スペック自体は大幅に強化されており、通信速度は今までと大きく異なる可能性もあるので、プラスに考えても良いかもしれません。

結局、Speed Wi-Fi HOME 5G L13とL12/L11はどっちがいいの?

結論からお伝えすると、L11/L12の在庫があるうちは、L11にしておくことを推奨します。

その理由は、月額料金や端末代が大幅に上がってしまうためです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、1つ前のSpeed Wi-Fi HOME 5G L11の後継モデルで、スペックが大幅に向上し、5G SA(スタンドアローン)が利用できるようになり、通信速度自体も向上している反面、端末代と月額料金が多少上がってしまっています。

ただ、L12/L11は在庫限りの販売となっており、在庫がなくなるとSpeed Wi-Fi HOME 5G L13に切り替わっていくので、選択肢は無くなっていきます。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13と
L11/L12との違いまとめ

基本スペックは、
Speed Wi-Fi HOME 5G L13から大幅に向上

ただ料金が高くなってしまう

  • 最大下り速度が約1.6倍速い
  • 最大上り速度が約1.6倍速い
  • Wi-Fi6の通信速度が2倍に向上(IEEE802.11ax)
  • WiFiの暗号化方式は変わらず安全(WPA3)
  • 同時接続台数は8台減少
  • 5G SAが使える
  • プラスエリアモードの制限が15GBから30GBに増加
  • 室内での電波強度が大幅強化された(5G共通)

Speed Wi-Fi HOME 5G L13と他社ホームルーターを徹底比較

Speed Wi-Fi HOME 5G L12の検討中の方は、SoftBankAirやドコモの5GホームルーターHR01と比較している人も多いかと思います。

そこで以下3機種で比較を行います。

  • HOME 5G L12(WiMAX+5G)
  • Airターミナル5(SoftBankAir)
  • HR02(ドコモ home5G)

やっぱり、ドコモから出るということで興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

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L12
(WiMAX+5G)
Airターミナル5
(softbankAir)
HR02
(docomo)
イメージSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Airターミナル5home 5G HR02
下り速度
※回線規格上
4.2Gbps2.1Gbps4.2Gbps
上り速度
※回線規格上
286Mbps非公開218Mbps
WiFiの最大速度
(速度はこっちが重要)
1201Mbps867Mbps
※最新機種のみ一部1201Mbps
1201Mbps
5G SA対応
対応

非対応

非対応
サイズW100×H179×D100mmW103×H255×D103mmW95×H170×D95mm
重量446g1086g847g
WiFi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
WiFi接続時
最大速度
2,402Mbps2,402Mbps4,804Mbps
WiFi暗号化方式WPA3WPA3WPA3
同時接続台数
(有線ポート分は除く)
最大32台最大128台最大64台
利用回線au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE(2GHz)
WiMAX 2+(2.5GHz)
AXGP(2.5GHz)
SoftBankLTE
(2.1/3.5GHz)
docomo 5G(Sub6のみ)
PREMIUM 4G LTE
4G LTE
(700~3.5GHz)
端末代未公開71,280円
(3年利用で実質無料)
71,280円
(3年利用で実質無料)
登録住所以外の利用可能不可不可

スペック比較表だけでわかりづらい「本来の通信速度」や「利用回線に基づく対応エリア」等をふまえて以下に違いを書いていきます。

通信速度は基本同じ!ただ5G SAで差が出る

端末スペック上の表記だと、Speed WiFi HOME 5G L13とドコモHOME 5G HR02は同じで、SoftBankAirだけ少し低いです。

ただし、そもそも端末スペック上の最大通信速度が出ることは100%ありません。

通信速度自体で差が出るのは、実際のどの程度ハイスペックな電波が取得できるか?ですが、現時点ではドコモhome5Gの方がこの電波が強い傾向にあるので、実際の通信速度自体もはやいです。

しかし、Speed WiFi 5G HOME L13は、5G SA(スタンドアローン)に対応しており、5G SA提供エリアで使用する場合は、圧倒的な超高速通信ができる可能性もあります。

要するに、WiMAXのHOME 5G L13がひとつ抜けたスペックで今後期待できるが、現状の実測値はドコモHOME 5Gの方が若干早いです。

しかし、実際にWiMAX+5Gでも全く問題のない速度なので、あまり気にする必要はないとも言えます。

※WiFi6規格のIEEE802.11ax(5GHz)にした時のみ、最大2402~4804Mbpsとなります。
※更に厳密にいえば、最新スマホや最新PCでWiFi6に対応していても、まず処理速度が足りないのでハイスペックモデルでないと最大通信速度の恩恵は受けられません。

こゆこと!
通信速度は端末スペックで判断できない
  • キャリア回線の空き状況(回線キャパ)
  • キャッチする電波の強さ(エリア)
  • Wi-Fi接続強度や規格(Wi-Fi規格)

スペックの高い端末だから速いわけではないということです。

強いて言えば、「WiMAXとドコモの回線キャパはまだ余裕があり、どちらも速度に問題はない!」です。

数字上の差はあっても、利用時にどちらも遅さを感じないことは明らかです。

ただSoftBankAirは若干遅さを感じるかもしれません。

利用回線でわかる各社の対応エリアの差

ホームルーターを提供している各社利用している回線ごとに対応エリアを比較してみました。

各社エリアマップ
(利用回線)
WiMAX
(HOME 5G L13)
WiMAXエリア
au 5G(Sub6のみ)
au 4G LTE(2GHz)
WiMAX 2+(2.5GHz)
docomo
(home5G HR02)
ドコモhome5G 対応エリア
docomo 5G(Sub6のみ)
PREMIUM 4G LTE(3.5GHz)
4G LTE(700~2.5GHz)
SoftBankAir
(Airターミナル5)
エリアマップ非公開
AXGP(2.5GHz)
SoftBankLTE(2.1/3.5GHz)
※SoftBankLTE2.1GHzのみのエリアは非公開
東京都周辺をメインにしたエリアマップ比較

SoftBankAirはAXGP以外はまともにわからないような仕様になっています。スマホのエリアマップは検索できるので技術的には可能なはずですが、意図的なものを感じて残念で仕方ありません。

Speed WiFi HOME 5G L13の対応エリアはドコモ並み

WiMAX+5GのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13の対応エリアは、東京周辺の田舎(房総周辺)でもドコモ並みに広いです。

ちなみに、WiMAXのエリアマップのエリアないとエリア外の間が尖っていますが、これは利用している回線周波数の問題で、WiMAXはドコモより遠くまで飛ばしづらい電波なので、障害物の奥側だと弱くなりやすいため、電波が基地局から円状に広がらないからです。

SoftBankAirは、WiMAXよりさらに障害物に弱い回線を利用しており、また基地局の設置数も少ないので必然的にエリアが狭いです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13のエリア確認

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の評判とスペックは?L12やL11との違いまで

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